ロンドンのデパートのインテリア売り場が充実しすぎてすごい!/LONDONレポート9
ザ・イギリスの朝ごはんてのをコンパクトにまとめたカフェ飯。
アボカドに、キュっと絞ったレモン汁がかかっていておいしかったです。
以前ロンドンを訪れたときは
毎朝この「イングリッシュブレックファースト」とやらばかりを食べました。
もうなんていうか危うく椎茸が嫌いになりかけました。
↓
https://jayblue.jp/blog/21258
ロンドンで何を食べたかって?と、Ace Hotel London Shoreditch
ロンドンで、何を食べたかって? 英会話の先生がこういうわけですよ。 「リカ、イギリスは朝ごはんがめっちゃうまいんだ」と。 イングリッシュブレックファーストっつー …
さてと。
今回のロンドン&パリのブログ。
国際展示会場や世界中のインテリアの企業が集まるショールームなどを
いくつかご紹介をしてきました。
どれもプロ向けの。
なんつーか、スゲーところ。
ところが。
一般向けにもっと気楽に
インテリアを見たり買えたりするとこないの?って思いますよね。
まぁとりあえず、デパートのインテリア売り場でものぞいてみようかな?と。
トイレも使えるし(笑)
・・・って気楽にブラっと立ち寄ったら、まぁ、びっくりしました。
その充実っぷりに。
日本の百貨店のインテリア売り場のフロアって
こんなことをいっては怒られてしまうかもしれませんが
ある意味、ちょっと、終わってる感じがするじゃありませんか。
(こらー)
観光客が押し寄せたり
高級店が入る有名百貨店ではなくて
本当にロンドンの地元の人がよく利用するんだよっていう
人気のデパート、ジョンルイス。
お店のキャッチフレースは「どこよりも安く」だそうだ。
ジョン・ルイス (John Lewis)
公式サイト https://www.johnlewis.com/
その、インテリア売り場をのぞいてきました。
まずね。
デザインの展示会を見て感じた
今のトレンドカラーはピンクだ、みたいなものが
デパートの売り場でちゃんとわかる。
トレンドの提案がちゃんと売り場の要所要所に活かされているのだ。
まずとにかく寝具(ベッドカバー類)がすごく充実している。
ネイビーの壁に、黄色のアクセントって素敵よね。
デパートの外のショーウィンドーと連動していて
提案に一貫性があります。
カーテンコーナーもとても充実。
ショールームめぐりはなんだったのか?っていえるほど
ここに一通り揃ってんじゃん、という感じです。
メカもの(ロールスクリーンやブラインド)も一通り揃っています。
ウィリアムモリスなんかも
既製サイズで売られています。
オーダーカーテンは1週間ぐらいで仕上がりますよってことみたいですが
日本の百貨店やインテリアショップ・専門店と違うのは
これらのブランド生地が
まるで手芸やさんのように量り売りで買えちゃうという。
ウィリアムモリスの「いちご泥棒」だって
量り売りで購入でき、持って帰れます。
トリムなどの副資材も豊富。
カーテン売り場なんだけれど、日本でいうと手芸屋さんのほうに近い。
照明コーナーも
「いま、これ」っていうのがちゃんと揃っている。
トムディクソンも、フロスも。
壁紙も充実しています。
えー、どれにするー?なんつって
家族連れがけっこう選んでましたよ。
水回り製品も充実していましたし
ツマミや取っ手などのパーツ、
ミラーやカーペット、
掛け時計に写真立て、
食器類やオブジェなどの小物類など
インテリアや生活にまつわるアイテムが
ホームセンターのごとく
(でも、ホームセンターよりも圧倒的に高品質)
集まっていました。
モリスって、日本で感じるよりも圧倒的に
イギリスでは庶民的というか日常に溶け込んでるんだな、という印象。
デパートのインテリア売り場で
ここはいいんじゃないかな!って思ってたのは
新宿の伊勢丹なのですが
そこも最近はいまひとつパっとしなくなってきたな・・・なんて思い始めていたりしているっていう
これはあくまでも私個人の感想ですが
ロンドンのほうが断然、すごい。
そして・・・リバティ百貨店のインテリア売り場がいいとか思ってましたけれど
いや、それよりも普通に、気取らず、
ジョンルイスのほうがいいかも、っていうね。
売り場の一角のデコレーション。
レンガ壁の上に、ロンドンの景色を表した配線アート。
さて。ちょっとデパートの外にでましょうか。
ジョンルイスから少し離れたストリートには
いくつものインテリアショップが並んでいます。
百貨店だけじゃなく、それも含めて
インテリアを楽しむことが出来ました。
ひとりで旅行に出かけるっていうと
さぞかしきちんと事前計画を立てているのだろう
と思われるかもしれませんが
私の場合は基本的にほぼノープランです。
このジョンルイスに立ち寄ったのもたまたま偶然ですし
まわりのインテリアショップに出くわしたのもたまたまです。
リカさんて食べログでお店をチェックしていくとか、そういうのいっさいやらない人でしょ?って
人にいわれたことがありますが、まさに…その通りです、無計画な人でごめんなさい。
ほとんど交通機関を利用せず
歩ける限り体力のある限り
くまなく町を徒歩で移動し
目的地もなく
あてもなく歩きまわるのが大好きです。
(決められたスケジュールに沿って動くなんて嫌いです)
イギリスにしかないお店から
日本でもおなじみのBO CONCEPTまで。
デパートのジョンルイスはここで
インテリアショップや家具屋が並んでいるのはこの道。
ソーホーから近いエリアです。
良かったらぶらついてみてくださいね♪
詳しくはgoogleでどうぞ。
さて。もうひとつだけ。
ジョンルイスとは全然違うエリアなのですが、
カムデン方面にいくと
今を時めくインテリアデザイナー、アビゲイル・アハーンのショップがあるので
そちらにも立ち寄ってみました。
地図はこちら
独特の・・・なんていうか
植物(イミテーション)の使いかたと色合いの埃っぽい感じが
アビゲイル・アハーンなんだなと
わたしのなかにインプットされました。
彼女が作り出すインテリア空間はとにかく「色」にこだわりがあるようで
オリジナルの塗料が売られています。
壁紙ではなく、塗装壁でコーディネートする人なんだな、という感じです。
アビゲイル・アハーンのお店の周辺、
カムデンにはこれまたマーケットや雑貨屋さんがたくさんあって
ついつい寄り道ばかり。
お天気が悪かったので歩きにくかったのだけれど
カップルがいっぱいいて
デートしてて
うらやまけしからん的な。
ぶらっと入ったレストラン。
お店のお兄さんが優しくてとっても素敵でした。
(ロンドンって、嫌な接客に出会ったことがなくて、何処にいっても笑顔を振りまいてくれるよね)
バッファローチキンと
アーティチョークのサラダが
すごくおいしかった!
なんだロンドン。
やればできるじゃないか(笑)
というわけで。
インテリアの展示会や、チェルシーデザインセンターなどのショールーム、
あるいは超高級インテリア店が連なるピムリコロードなど、
プロ向けなところは敷居が高いなぁと思われる方には
気楽にぶらつけるジョンルイス(百貨店)をぜひおすすめします。
ロンドン&パリのレポートを数回にわけてご紹介していきます。
●インテリアのトレンドカラーはピンク!/LONDONレポート1
●流行最先端の街、イーストエンドとLONDON DESIGN FAIR 2018前編/LONDONレポート2
●流行最先端の街、イーストエンドとLONDON DESIGN FAIR 2018後編/LONDONレポート3
●真っ白いジーンズが血で染まる・£4のコインランドリー/LONDONレポート4
●100% DESIGN! 展示会場で見たのはピンク色と植物/LONDONレポート5
●デザインホテル、安宿、5つ星高級ホテル、それぞれのホテルインテリア/LONDON&PARISレポート6
●レンガレンガロンドンと、イシイシパリ/LONDON&PARISレポート7
●世界最大級のインテリアショールーム「チェルシーデザインセンター」に行こう!/LONDONレポート8
●デパートのインテリア売り場が充実しすぎてすごい!/LONDONレポート9
●シーズンオフの、パリ・デコオフ会場を歩く/PARISレポート10
●旅の備忘録・ユーロスターでロンドンからパリへ/LONDON&PARISレポート11