【インテリアを巡る旅ー7】ロンドンはレンガ、パリは石畳。街並みの違いを写真で解説
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ありがとうございます!
こんにちは。インテリアコーディネーターの三宅利佳です。
敷居は低く、美意識は高く。そんなバランスでお届けしています。
今日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます!
今回は、ヨーロッパ建築の街並み比較:ロンドン vs パリ編をお届けします。実はこのお話、2018年に書いた内容を加筆修正したリライト記事でございます。「ロンドンとパリって、似たようなヨーロッパの都市でしょ?」と思っていた私でしたが、訪れてみると景色も建材もまったく違う!
って、そりゃ、そうですよね。アジアだからって日本と中国の景色が違うのと同じです、一緒なわけありません。
さながら、レンガでできたロンドンと、石でできたパリ。
写真とともに、その違いを一緒に旅する気分でご覧くださいね。
🧱ロンドンの街並みは「レンガ!レンガ!レンガ!」
まずはロンドンの街並みです。ちょっと歩いただけでも、本当にレンガばっかりだなぁ!と感じます。

長手と短手を交互に規則正しく積む「フランス積」
私達日本人は、レンガと聞くとこの赤っぽいものを連想するんじゃないかな?と思います。もちろん、世界中に赤いレンガはたくさんありますが、実はイギリスのレンガといえば「黄色い」のだということ、ご存知でしたか?日本の土壌は火山灰が多く、鉄分が多いので焼くと赤くなりますが、ロンドンの粘土は鉄分が少なく、カルシウムが多いので黄色いのが特徴です。
黄色いレンガをみたらぜひ、ロンドンだなぁ!と感じてください♪
よくみると、レンガにはいろいろな積み方があることに気づきます。インテリアコーディネーターの私たちはみんな知っているはずですが、この写真のように1段目は長手長手、2段目は短手短手・・と交互に積むのは「イギリス積」と呼びます。
もうすこし、ロンドンの街を歩いてみましょう。
という感じで、ロンドンといえば右も左もレンガだらけです。レンガ、レンガ、レンガ!
🪨パリは「石、石、石」だらけの街!
お次はパリの街並みです。
おや、おや、おや・・・・ロンドンと全然違いますね!外壁はレンガではなく石のようです。

余談ですが、パリのおまわりさんの制服がかっこよすぎません?手にはマシンガンもってるけどw
いかがでしょうか。石なんですよ、パリは。レンガなんか一個もみません。(それは言い過ぎ?)
ちなみにフランスは地震がない国だそうです。
なにレンガって。
ロンドン?
田舎クセっ。
・・・とパリが言ってました。(わたしじゃないですよ、パリが言ってたんです、パリがw)
それにしてもパリは道がひどいですね。いわゆる石畳っていうやつです、ハイヒールなんか履いてたら地獄です。(でも、ハイヒールってパリで生まれたんだよね?ウンコ踏んづけないために)
キャスター付きのスーツケースを引っ張るのはまぁまぁしんどいです、というか、壊れました。

なんですかね、こう、目地をいれる、っていう発想がないんですかね。ベルギーワッフルみたいですよね。
ちなみにうわさどおり、パリの道路はウンコだらけでした(笑)
- ロンドン=「堅実でクラシカルなレンガ文化」
- パリ=「優雅で華やかな石造り文化」
建材ひとつとっても、都市の性格や歴史的背景がにじみ出る、ヨーロッパ建築の魅力。インテリア好き・建築好きには、たまらない観察ポイントです。

でも街並みがオシャレなのはパリよね。
パリの魅力にとりつかれる気持ちはわかります。
でも、ロンドンも好き!なわたしでございます。
\2018年のロンドン・パリ旅の記事はこちら/
●デパートのインテリア売り場が充実しすぎてすごい!/LONDONレポート9
●シーズンオフの、パリ・デコオフ会場を歩く/PARISレポート10
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