これはすごい!整理収納アドバイザー×インテリアコーディネーターのコラボ仕事

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冷蔵庫を開けて、ラベルがこっちを向いていないと「ヤダ」って思いませんか?
私は嫌なんですよ(笑)意外と細かいの、あたくし。
で、ちゃんとこうなっててほしい。

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牛乳もさ、こうじゃなくて、

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こっちむいてろ、 ってね。

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子供の頃から、私は部屋の模様替えやインテリアをいじるのが好きでした。
そしてそれと同時に、引き出しの中やタンスの中を整理整頓するのも好きでして、きっちりしてないと気が済まない性格です。

モノの定位置は常に決まっているのが当たり前です。
例えば学習机から消しゴムを取り出そうとした場合、それは一番上の引き出しの右から8センチの位置に置いてあり「目をつぶっていてもそれを取ることが出来る」状態であるべき、という子供時代でした。
時々これも模様替えするのが楽しかったりしたわけです。
引き出しの中を整理整頓するのはパズルを解くようなもんです。
縦にしたり横にしたりしながら、いかに使いやすくしかも美しく見える配列で収納できるか、考えるのは楽しくて仕方ありません。

これは我が家の食器棚の棚の一部分。
扉を開けると、こんなふうにお皿を収納しているのですが、

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夫や子供が洗い物をしてお皿をしまってくれることがあります。
例えばこんなふうになっていたりすれば、私は扉を開けた瞬間に気が付きます。
「うぉ。いつもと皿の位置が違う!」
そりゃぁソッコー気づきます。

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私は引き出しの中、クローゼットの中、押入れの中、本棚やキッチン、洗面所・・・どこもかしこも、それなりに常に片付けている人です。
どこに何がどのように配置されているか頭に入っています。

扉を開けたらぐちゃぐちゃ~とか、どこに何があるかわかんなーい、なんてことはまず絶対にあり得ません。
定位置厳守なんです。

なのにね。

そのくせ、ほら、これ、みて。

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扉が半開き!

(苦笑)

これ、O型の性格なんだそうですよ。

細部にこだわるくせに、全体が大雑把、ってやつです。

あれ?これ、以前にもどこかでみたぞw

まぁ、そんなわけで。
私自身に関して言えば、整理収納を考えるのは嫌いではありませんというか好きです。
ですがそれはあくまでも「自分ちのこと」に限定してます。
とても、とても、他人様の家の整理収納まで手を出したいとは思いませんし、出来るとも思いませんし、そもそも、やりたいという気になれません。

インテリアコーディネーターは、整理収納アドバイザーとダブル資格の人も多いのですが、私はそこには手を出していません。
両者は確かに「近い」領域のように思うかもしれませんが、でもやはり、まったく別分野のように思えます。

T様からインテリアコーディネートの依頼を頂いた際、同時に家じゅうの整理収納のご相談も頂きました。
餅は餅屋です。
これは自分が手を出す分野ではないと判断し、知人の整理収納アドバイザー、おうちデトックスの大橋わかさんをご紹介させていただきました。

というわけで、整理収納アドバイザーさんとのコラボ仕事となったんですよ。
家具やカーテン、配置、リフォーム、照明、小物ディスプレイなどの、インテリアコーディネートは私が担当。
クローゼットの中を開けてどこにどのように収納するかは、大橋さんが担当です。

整理収納アドバイザーさんがどんな仕事をしているのか、実は一度も目にしたことがありませんでしたので、興味津々で見学をさせてもらうことに。

大橋さんは前日にお客様と打ち合わせをしています。
そして、当日の午前中、必要なもの(収納用のカゴなど)を大量に購入して、その足で午後に訪問してくれました。

物入れの中、キッチン、クローゼットを整理するのが今回のミッション。

それにしても部屋のあちこちに散見していた数々の洗剤。まずはこれを一同に集めてみるところからスタート。
出てくる、出てくる、こんなにも「多くの種類」の洗剤が存在しているおうちも珍しいそうです。

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「これは、トイレ用洗剤・・・これは台所用・・・これは洗濯。これは除菌・・・これは・・・」

取捨選択も任されたようで、これは捨てましょう、これは使いましょうの判断をてきぱきとこなしていきます。
それにしても洗剤だらけの現状を目の当たりにしたT様も、さすがに苦笑い。

「お手伝いさんがね、勝手にどんどん買ってくるんですよ。毎回違うやつ買うから・・・。僕もね、洗剤多いなーとは思ってましたけれどまさかこんなに・・・」

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思い切ってどんどん処分します。
地域の分別に合わせてゴミ袋に投入していきます。

スタッフの浅見さん。
「えーと、この市の分別は、燃えるゴミと・・・プラと・・・フムフム、分けるんだな」
確認しながら捨てます。

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引き出しの中にとりかかる大橋さん。

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あっちのものをこっちへ。
こっちのものをあっちへ。

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大橋さん「ここ、ラベリング用意しておいて」
浅見さん「はい!」

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物入れにも手を入れていきます。

浅見さん「あれ、また除湿剤出てきましたよ。あ、ここにもある」
大橋さん「除湿剤はこっちにしよっか、雑巾はこっち、どんどん入れて」
浅見さん「はい!」

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大橋さんと、スタッフの浅見さんとの連携プレイで、どんどん片付いていきます。

何一つ手伝うこともせず、ただただ見学している私ですみません(笑)
(手伝えよw)

話しかけてむしろ邪魔をする。

私「ねぇこれってすっごい達成感を感じそうな作業ですね」
大橋さん「ですよー。すっごくスッキリ充実感を感じる作業です」

私「こういう収納グッズは会社にストックしてあるの?」
浅見さん「いや、打合せしてみてあれとこれが必要だなーと思うものをその都度お客様にあわせて買いますよ。今日も100円ショップに寄って収納カゴを買いこんでからここに来てます」

そうやって作業をすすめること、数時間。
あちこちがすっきりしました!

キッチンの引き出しとか。

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クローゼットの中とか。

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インテリアコーディネーターの私は、「ここに洋服をしまいましょう」「ここに洗剤をしまいましょう」という想定に基づいて寸法やレイアウトを決めたりしながら、機能面とデザイン的な観点で家具を提案します。
ですが、その先の「ここにしまう」という作業はお客様任せです。
片付けてくださいね、と言うだけです。

整理収納アドバイザーさんは、実際にその「しまう」「片付ける」という作業を受け持ってくれます。

仕分けをしたり、取捨選択しながら処分するものは処分し、しまい方を提案し、必要であればラベリングをし、それこそ「右から8センチの位置に単3乾電池、その隣が単4乾電池」というような細部まで面倒を見てくれます。

これはやはり、分業が正解だと確信しました(笑)

私はインテリアコーディネートに特化して、これからもそこを専門としてつきつめていこうと思います。
整理収納アドバイスが必要な場合は、おうちデトックスの大橋さんをご紹介しますので、コラボ対応で参ります!

両方お求めの方、この機会にぜひご相談ください。

(大橋さんは、元ナースなの♪)