美しいと思うものは数字の中にも日常の中にも
【平日朝7時に更新するインテリアブログ】
こんにちは。インテリアコーディネーターの三宅です!
今日は、2011年に書いたブログをリライトしてお届けいたします。短い雑記です、ではどうぞ!
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某日、朝9時半から夕方6時過ぎまで一日中六本木にいました。打ち合わせをしたり、本屋で洋書を読みふけったり、インテリアショップで時間を過ごしたりと充実した一日でした。そして、新しい本を手に入れました。
その中で、昔から美しいとされる長方形のバランスについての記述が印象に残りました。具体的には以下の三つの比率です。
1:1.618(黄金比)
1:1.4142(シルバー比)
3:5(長方形)
黄金比は、自然界やアート、建築に広く見られ、見た目の美しさや調和を生み出します。私たちの身の回りにあるデザインの多くが、この比率に基づいていることを考えると、インテリアデザインにも深い影響を与えていること、(なにをいまさらですが)改めて実感しますよね。家具の配置や色の選び方も、この黄金比を意識することで、より美しい空間が生まれるのです。
黄金比を用いた例
▶Apple製品
Appleのデザイン哲学には、黄金比が深く根付いています。特にiPhoneやMacBookの形状は、黄金比を意識したプロポーションを持っており、視覚的な魅力を生み出しています。
▶ロゴデザイン
数多くのブランドロゴ(例: TwitterやNike)では、黄金比を用いてデザインされているそうです。
▶芸術
「モナリザ」「最後の晩餐」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
この有名な絵画にも巧妙に使われています。モナリザの顔のプロポーションや背景の構図など、全体のデザインが黄金比に基づいているのは有名な話ですよね。
また、シルバー比や3:5の比率も、独特のバランスを持っており、それぞれの比率が持つ美しさを理解することで、インテリアデザインに新たな視点を加えることができます。
プラトンやピタゴラス、フェルマー、そしてフィボナッチ数列の解説を通じて、「あらためて、数学ってすごいな」と感じるプチ感動がありました。数学は一見難解に思えますが、その奥深さを知ることで、デザインの本質を捉える手助けになります。数字に超弱い文系女の私ですが、そうした数学の世界に触れることで、日常のインテリアデザインにも新しい発見やインスピレーションを得られることに気づきます。
インテリアを考える上で、イメージやセンスに頼る「いい感じ」を大切にすることも重要です。そしてさらにそこに、数学的な思考を組み合わせられたら、もっと高みを目指せるような気がします!
これからもお勉強を続け、さらなる発見を楽しみたいと思います。
オマケ
先日の娘の寝言がかわいかったので親ばか発動してもよろしいでしょうか。
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5歳娘:(寝言)
むにゃむにゃむにゃ
あっもうすぐうまれるよー・・・むにゃむにゃ
うまれるうまれる、かわいいねぇ・・・
昨日、おねんねしてるとき、いっぱいおしゃべりしてたよ?
なにかが生まれる~っていってたよ、覚えてるかな?
あのね、きのう、ばんごはんでスキヤキを食べたでしょ。
たまごを こんこんって わったでしょ。
そのときわたし、わぁ~、ひよこがうまれるみたいだーって考えてたんだよ。
だから夢みたんだよ。
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何気ない日常の中にある子供の成長の幸せに、なんだか人生の美しさを感じました。
(2011.1.21 記)
(2024.10.10 リライト)
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