【文系インテリアコーディネーターがおすすめ】宇宙に関する本と、学校の先生の話

JAXAのホームぺージより
(ディスカバリー号の着陸)

【文系インテリアコーディネーターがおすすめ】宇宙に関する本と、学校の先生の話

【平日朝7時に更新するインテリアブログ】
こんにちは。インテリアコーディネーターの三宅です!ブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。今日はインテリアには関係のない、宇宙の話をします!なぜかって?宇宙が好きなので、ええ。

現代の宇宙飛行士は、航空機型の機体(オービタ)を操縦して滑走路に降り立って、着陸し、地球に帰還します。ロケットとはいえ、ほぼ、飛行機みたいなもんですよね。
ところがスペースシャトルよりも昔、アポロやスプートニクといったロケット開発初期の時代の宇宙飛行士は、海に落ちてましたよね。「正確な位置はわからんけど、たぶん、だいたいあのあたりに落ちるはずだから回収しにきて」「それまでは自力で生き延びます」っていうサバイバル生活。宇宙からボトンと落ちてパラシュート脱出でした。それを思うと、今、本当にすごいなぁと思います。

宇宙に関する好きな本があります。

おすすめ宇宙本

夢を実現するためには、その前にその夢をいだかなければならない。いだいた夢を実現するためには、その夢を、生きる目的にまで高めなければならない。

そんな冒頭一文からはじまるこの本は、フォン・ブラウン(アメリカ人)とセルゲーイ・コロリョフ(ソ連人)という2人の技術者の物語。

コロリョフはスプートニク計画(人類初有人)、フォンはアポロ計画(人類初月面着陸)の最重要中心技術者。ロケットを飛ばしたいという尋常じゃない熱意の物語なんです。

コロリョフの一番の仲良しだったガガーリン(人類初の宇宙飛行士になった人)は、地球帰還時、大気圏に突入したあとパラシュートで脱出し、ソ連の畑に着地している。畑には1人の女性と1人の少女がいて、空から降ってきたガガーリンに大変驚き怯え逃げようとしたが、大きく手を振ってそれを引き留め

「私は宇宙からやってきました」

と述べたエピソードなんかも挟まれていて、読んでてワクワクします。
2人の技術者、コロリョフとフォン・ブラウン。お互いに出会うことはなかったけれど、資本主義と社会主義の代表選手が国家の誇りと名誉と、そして自らの夢をかけて争った1960年代の宇宙技術開発競争、人間ドラマ。(ロケットに乗って散った多くの命、人間、サル、犬、ウサギ…)

ちなみに、めちゃくちゃ内容は面白いんだけどなんせ登場人物の名前が覚えられなくて、読みやすくはない本です。
友人のロルフ・エンゲル、点火の確認をしてたルドルフ・ネーベル、リーダーのフリードリヒツァンダー、遊びに来たヴァレンチングルーシェコ、友人キセーニャヴィンセンチーニ・・・・うーん、名前が頭にはいってこない。誰が誰?全然覚えられない・・・死ぬほど読みづらい。

15歳の理科

そんなわけで、宇宙はロマンがあって大好きです。私が宇宙に関心を持つようになった明確なきっかけがあります。それは学校の先生が話してくれた雑談でした。

宇宙って将来どうなるか知ってるかい?
僕たちがいる宇宙、ビックバンがはじまりだっていう話しは聞いたことがあるだろう?なにもないところから一瞬に物質が飛び出して宇宙がひろがった、簡単にイメージするとそんな感じだよな?そのときの最初のスピードがめちゃくちゃ大事なんだ。

例えば、ボールを空に向けて投げても、落ちてくるだろ?スピードが足りないからだ。重力を振り切るほどのスピードだったら落ちてこない。つまりそれがロケットだな。
宇宙のビッグバンも同じように考えることができる。宇宙はいま、膨張していると考えられている。もし、ビッグバンの初速がある程度のスピードしかなかったら、いずれ膨張は止まって収縮しはじめそして一つの点に戻り、無になる。まるで時間を巻き戻すみたいでおもしろいよな。

では、ビッグバンが光速を振り切る圧倒的なスピードが出ていたとしたら。その場合は宇宙は永遠に膨張をし続けることになる。
君たちはどっちの宇宙が見たいだろうか?先生はどっちが真理だとしてもいいと思ってるんだ。どっちにしたって壮大な話だもんな。

どっちが正解かは、ある程度計算でわかっているんだけど、・・・観測すればいいんだ。任意に選んだある星とある星の、距離をずっと測り続ければいい。何十年も、何百年も、何千年も。実際、観測しているんだよ。
もし宇宙はいずれ膨張をやめ、収縮に向かうなら、2つの星の距離はどこかのタイミングで近付き始めるはずだ。しかし、永遠に膨張を続けるなら2つの星はどんどん離れていくだけだ。そして、観測の結果いまのところ、星と星の間はひたすら離れていってる。

さぁ、雑談はこれくらいにして、えーーと、今日は「エンドウマメで遺伝の優劣の実験をしたメンデルの法則」という授業をしよう、教科書12ぺージ開いて。

やば・・・宇宙おもろ・・・

学校の先生のなにげない雑談が、若い頃のわたしの好奇心をくすぐりました。ささいなことですが、そういうのってけっこう人生に影響を与えるものです。宇宙は壮大でロマンがあって、いまだに好きです。

そんなわけで、マンガ「チ。」もいいよね!

著:魚豊
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