感覚。

以前、この画像をブログのどこかで使ったのですが
それを見た方から

「あの、本の上にレモンを載せる、梶井基次郎の世界の。
そういう感覚にピン!と来まして、三宅さんにコーディネートのご相談をさせていただこうと思いました」と、インテリアのご依頼をいただいたことがあります。

何がアンテナにひっかかるのか、わからないものです(笑)

ほんとに。

そんなわけで、
モデルハウスの設営したときの画像ひっぱりだしてきましたの巻。

「本」ってなってるブックエンドとか。

動物を置いたり。

(これは、このハウスメーカーのインテリアコーディネーター(社員)さんに
却下されたらしく、後日、片づけられて違うディスプレイに入れ替わっていました、っていう、ちょっぴりがっかりなことも経験済み(苦笑)←全然めげないけど)

モデルハウスよりも、個人邸のコーディネートのほうが好きです、はい。

この世で一番興味のないもの。それは「完璧な世界」かもしれません。
矛盾している感覚なのですが。
完璧を求めながら、完璧であってはならない。

例えば完璧なウェッジウッドのカップアンドソーサーに入れた紅茶を、
7歳の子と共につくった、いびつな形のクッキーを食べる。
その、美しい世界観・・・

伝わる?

まぁ、そんなかんじの、インテリアコーディネーターの、りかです、どーも。

(私という人間が、きっと、いびつなんだろうと思います)