『方丈記』と『パングラム』と眠れない夜のあなたに。

人生の振り返りと棚卸

こんにちは。インテリアコーディネーターです。
最近ブログで書いている「マイブーム」の記事はいったいなんなんだ?そう思っていたブログ読者の皆様。ありがとうございます、ありがとうございます。

たいした意味はないのです。ただ、自分という人間の棚卸・振り返りをしてみようかとそんな気になりまして、「わたしの人生とはいったい、何に心を動かされ、何に興味をもってきたのだろうか」をまとめてみたくなったのです。
※インテリアコーディネートには関係のないことかもしれませんが、人となりを垣間見ていただければ幸いです。プロフィール欄においてあります

今後も少しづつ書き足していきますので、冷ややかではなく、生暖かい目で見守ってください。

ところで私は、鴨長明の『方丈記』が好きです。ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず・・・・っていう鎌倉時代に書かれたあの随筆です。随筆っていうと聞こえがいいですが、いまでいうとブログみたいなもんですよね。(ちがっ)
学生時代は『方丈記』のことを、ヨボヨボのおじいさんが書いたものという認識でいました。実際『方丈記』には「そろそろ私もあの世からお迎えが迫り、余命いくばくもないような年ごろになった。三途の川を渡らにゃあいかんなぁ」という記述があり、「だからこうして、あれやこれやと思うことをまだ元気ないまのうちに書き残しているのだ」と。でも改めて見ると、54歳ですよ、これ書いたの。全然ヨボヨボじゃなかった笑、B’zの稲葉のほうが年上やん。
というわけで、なんかいろいろ考えちゃうわけです!(私は現在52歳です)

著:鴨 長明, 翻訳:和彦, 浅見
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心乱れることなく、平穏に暮らすための、本当に好きなものしたいことやるべきことを求める・・・50代はある意味、第2の思春期のような気もします。そして、自分の原点は意外と幼少期の中にあったりするものです。(で、マイブームへとつながる)

パングラム

さて、そんな50代のホザきはさておき。現実逃避をしたい時に「パングラム」遊びをしてしまいます。「パングラム」とは、ある言語のすべての文字を1回づつ使って文章を作る言葉遊びのことを言います。英語でも何語でも存在します。日本語だと「いろはうた」が有名ですね。いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ・・・・ってね。

あいうえお、かきくけこ・・・を全部もれなく1回づつ使って意味のある文章を作るのは、簡単に出来そうで実は意外と難しい。Chat GPTに作らせようとしたけど10回トライして結局一個も作れずダメでした。やつは思ってたよりポンコツだった。というか、それだけ、パングラムって難しいんですよ。

だから、出来た時はなんだかうれしいのです。

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かけたつき
あおいよる
やませにふむ ほしのすな
れもんさえ くちはてぬ 
ひとり へそわらう ねこ ゆめをみろ

(50音)

欠けた月
蒼い夜
山背に踏む星の砂
檸檬さえ朽ち果てぬ
ひとりヘソ笑う猫 夢を見ろ

童話のような世界観でまとめたかったんだけど最後「夢を見ろ」って命令形になっちゃったのが痛恨。
皆様も眠れない夜の妄想のひとときにどうぞ。

著:興津 諦
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