30年前のものを、捨てた。

高校生時代にやりとりしていた
友達との「お手紙」一式が箱の中から出てきました。

今の子供たちはSNSでやりとりをしていると思いますが
私が高校生の時には携帯電話なんていうものはなくてですね
こうやって紙に文字をのせた「手紙」を書いては
休み時間、いや、もっといえば、授業中にでさえやりとりしていたのです。

伝達方法はいたってシンプル。
前の席の子に「●●ちゃんに」と手渡すと、
黒板に向かう先生の背中ごしを盗みながら、
それは伝言ゲームのように移動していき
目的地に到着するというものでした。

 

女子高生たちは、この「手紙」の折り方の
さまざまなバリエーションを心得ていて
Tシャツの形にしたり、りぼんにしたり、キャンディーにしたり、
本当にいろんな折り方がありましたね。
すっかり忘れてしまいましたが。

そんな懐かしい1000通近い手紙の箱を、先日、処分しました。

娘に聞いたのです。
友達とやりとりしたラインを10年20年もとっておくと思う?と。
いやいやいやありえないでしょ過去の会話なんかそっこー削除するでしょ、と。

それでなんだか吹っ切れたのです。
もう捨ててもいいんじゃないかと。

そんなわけで
断捨離、進行中です。