インテリアコーディネーター、SAILORのインクとガラスペンを買う物語
お仕事で先週はずっと福岡・博多におりました!セミナー登壇、もつ鍋、中華、ベトナム料理・・・おいしいものをたくさんいただき、深夜2時までワインBARで夜遊び、オンラインサロン会員さんが博多の街を散策する遠足企画もセッティングしてくれて、充実の3日間でした。
博多滞在中、素敵なモノと出会ってしまいましたの。今日のブログはそんなお話です。
みなさんは、万年筆をお使いになられてますでしょうか?ここぞという書類にサインするときには万年筆を使う(あるいは、契約を交わす際にお施主様に使ってもらう)という同業者の声もありますが、私に限っていいますと、万年筆を持ってないインテリアコーディネーターでございます。
成人や就職のお祝いで万年筆を贈られたことがある人はラッキーですよね。私は万年筆を手に取る機会がないまま50歳を超えてしまいました。
「リンデカルトナージュ」は、小さな小さな文房具やさんです。ドアをあけた瞬間、インクの香りが出迎えてくれて印刷工場のような無骨さを感じます。
おしゃれな万年筆が陳列されていて、何人かが品定めを始めました。筆記用具に深いこだわりをもたない私は万年筆にさほど興味がわかず、どちらかというと活版印刷の名刺や質感のあるポストカードなど「紙」のほうに気を取られていたのですが、途中でふと、ガラスペンが気になりはじめたのです。
ガラスペン。割ってしまいそうなこんな繊細なものを筆記用具として使うって・・・いったいどんな感覚なんだろう?ガラスペン、使ったこともないなぁ。お店の人に話しかけました。「ガラスペン・・・書き心地を知りたいんですが可能ですか?」「もちろんですよ!」
あとはご想像通りです。まんまとハマって、ガラスペンとインクを購入しました。
硬いテーブルの上を、硬いガラスのペン先が走る。硬質な感覚が指先に伝わります。鉛筆やボールペンとは明らかに別物の使用感。毛細血管現象で吸い上げられるインク、たっぷりふくませても一切垂れてこないのが不思議。文字を書く行為に様式美があることを思い知る。こりゃぁ、いいね。
#何を書こう
Linde CARTONNAGE リンデカルトナージュ
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