インテリアコーディネーター的・ベランダの生ごみ堆肥づくりで循環型の暮らし
10月になのに時々まだ暑い。チョコレートも冷蔵庫にいれておかなきゃな日々です、みなさんいかがお過ごしですかっ!
さてさて、うちには保護猫が2匹います。完全に家猫(外に出さない)として飼っているので、ベランダが唯一の外遊び場です。(脱走防止のネットがはりめぐらされている)
ここのベランダは、私のワークスペースからよく見えるので、仕事中に猫が外に出ていても様子が見れて安心です。
それにしてもだ、お外にいてもわざわざ狭そうなところでくつろぐのが、猫よねぇ~。
生ごみコンポスト
猫が遊ぶこの小さなベランダで、実は生ごみコンポストをやっています。マンション住まいのようにいつでもゴミが出せる環境ならよいのですが、我が家の地域は燃えるゴミは週に2回の回収です。暑い夏はとくにですが、生ごみの匂いが部屋にこもったら嫌ですので、さっさと土に返して循環させるのが良いなぁと最近また始めていたのでした。
微生物を育てる
私のやり方はこうです。
野菜のヘタ、皮、ネギの端っこ、残してしまったパンの耳・・・なんでもかんでも放り込みます。卵の殻は、ぐしゃぐしゃぐしゃ!っと手で細かくつぶしておいて、これも気にせず投入。
そのままでもいいんですが、入れたほうが分解が進む気がするので「ボカシ(乳酸菌とか米ぬかとかいろいろ配合された微生物の塊みたいなやつ)」を少量ふりかけたりもします。
するとこんな感じ。

生ごみ堆肥づくりにあたっては、とにかく虫がわくのだけは避けたい。むかしむかし新婚時代にアパートに住んでいたころ、衣装ケースを使ってベランダで生ごみコンポストをしていたのですが(密閉して、日陰で、じめ~っとした環境でした)、ミズアブの幼虫が大量発生し「ぎゃー!!!」ってなったことがあるので、それはいやだ。あれから私も学びました。そうならないためのポイントは3つあるらしいので守っています。
1)生ごみに土をかけて完全に見えなくすること
2)虫の侵入を防ぐこと(卵を産み付けさせない)
3)風通しをよくしておくこと
風通しの良い虫よけネットとしてレースカーテンのハギレを利用しています。インテリアコーディネーターっぽいでしょ(笑)ちなみにこれめちゃくちゃ高級な、JABのカーテン生地!!
おかげ様でこの夏は1匹のコバエも発生することなく、快適な生ごみ堆肥生活を送れています。ちなみに投入した生ごみは1~2週間もすれば分解されてみごとに土になってくれてめっちゃ驚きます。
こうして土に返った生ごみは、植木鉢にいれて種を植えます。
人間が食べるサラダレタス(猫もときどきかじってるみたい)や、猫草。芽が出て、収穫。
根っこだけが残り栄養もなくなったその土は日光消毒してウィルスや菌?虫のたまご?とかを撲滅させてから、また、生ごみコンポストにぶっこんで……と、繰り返しています。
そうして育っている植物たち。






ベランダ生ごみ生活は楽しい!
キッチンから生ごみをベランダに運んで土に埋める時、私はつい「餌の時間ですよ~」と口にしてしまうのです。微生物を育てている気分、なんです。(まぁ実際育ててるんだろうけど)(でも目に見えない)(見えたら逆に気持ち悪くて嫌だけど)
生ごみを土に返すやりかたは大きく2つあって、
嫌気性の微生物に力を借りるか
好気性の微生物の力を借りるか
で、方法が変わります。
嫌気性(けんきせい)の微生物は、空気を嫌うので密閉された状態を好みます。ぐちゃーっと腐らせながら分解する感じですね。生ごみを投入したら放っておいていいのが楽ですが、虫や匂いが発生するし、なんか嫌。広いお庭でできるならいいのかもと思いますが、狭いベランダでそれはちょっと困る。
私は好気性(こうきせい)の微生物の力をかりるやりかたを選びました。ぐちゃーっと腐らせるのではなく、スマートに分解させる、のです♪
毎日、土を混ぜ混ぜし、掘り起こして空気を送り込んであげるたりと手間がかかりますが、分解の様子を毎日観察できるのも楽しいし、どうせ水やりするついでにと思えばめんどくさくはありません。
キッチンからは生ごみが消え、コンポストには虫も匂いもなく、快適です。
というわけで、インテリアの話とは関係ありませんが、自宅のベランダで生ごみコンポストをやってるよをつぶやいてみました。
とにかく、虫よけネットがわりに使ったJABのレースカーテン(現在は廃盤のもの)がとにかく優秀!まさかこんな使い方をするとは思ってもいませんでしたが、これもサンプル生地の再利用ということでインテリアコーディネーター的、循環型生活です♪
毎年いい感じに循環しているので、そろそろ「ミミズコンポスト」なるものにも挑戦したいなと思っています!
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