『ホテル雅叙園東京』の豪華絢爛内装、百段階段とランチ
1931年(昭和6年)に高級料亭としてスタートした、
老舗ホテル「目黒雅叙園」は、
いつのまにやらというか、
2017年に大々的にリ・ブランドを果たし
「ホテル雅叙園東京」に生まれ変わっていたことに
皆さんお気づきでしたでしょうか!
#いろいろあるよね
#経営
新しくなった後の雅叙園を見たことがなかったので
先日、足を運んでまいりました。
実に豪華絢爛、東洋一の美術の殿堂、
ホテルのコンセプトもずばり
日本美のアートホテルとし、
すばらしい空間でしたよ。
(廊下を歩く際にもお客を退屈させない仕掛け、エリアごとに景色の変化)
シンプルな高級和モダン(例えばザ・リッツカールトン京都とか星野リゾートの星のや東京とか)も多い中、
ホテル雅叙園東京の豪華さといったら
ここは日光東照宮か!とつっこみたくなるような、それです。
エレベーターひとつとっても、
漆塗り、螺鈿(らでん)のオンパレード。
あ、ちなみに、エレベーターの中もこんなんだかんね。
(めちゃでかいエレベーター)
【百段階段】
ホテル施設内に入場有料のエリアがあります。
百段階段といいます。
公式サイト
東京都指定有形文化財「百段階段」 | ホテル雅叙園東京
百段階段というのは、旧目黒雅叙園の3号館にあった木造建築。
昭和10年に建てられ、
華やかな宴会を繰り広げてきた数々のお部屋が
100段の長い階段でつながれていて、
いまは重要文化財に指定され、
閲覧することができるようになっています。
・・・といいつつ実際のところは「99段」なのですが、
1段たりないのにはわけがあります。
ひとことでいえば
未完の美学
だそうですよ。
これが頂点じゃないぜ、
まだ伸びしろがあるぜ、
まだまだ我々は発展するぜ、
・・っていう余白を込めて
百段階段は「99段」で構成されているんだそうです。
#ややこしいわ
厚さ約5cmのケヤキ板を使用した階段は、
足を踏み込むごとにキシキシと心地よく鳴りました。
こちらは彫刻画家が装飾を手掛けた部屋。
床柱(とこばしら)、めちゃくちゃえぐいです。
国会議事堂の議長席の背後の彫刻も、この彫刻画家が手掛けたそうです。
別の部屋。
長押(なげし)にも螺鈿(らでん)など・・・
装飾が凝っています。
上がり框(あがりかまち)の豪華なこと♪
あるいはまた、別の間。
漆塗、金、くぎを使わない格子もいいよね。
格子みてるだけでも楽しい。
最上階の部屋は、網代天井(あじろてんじょう)
ひときわ手の込んだ作りです。
少し休憩しましょうかということで、
途中の間でお茶タイム♪
(格天井(ごうてんじょう)も立派よね♪)
この日、ご一緒させていただいたのは本田榮二先生。
ホテル雅叙園の「百段階段」が素晴らしいですから
ぜひ一度はご覧になっておくといいですよ
・・・とアドバイスをくださり
出不精の私を引っ張り出してくれました。
#デブ性じゃねぇよ
私のことを気にかけてかわいがってくださり、
ありがたいです♪
本田先生の著書はこちら
↓
この日は、
(ホテル内の料亭でランチをごちそうになりました)
(政治家になった気分です)
(そりゃぁおいしいとしかもう!)
(そして1階のラウンジで珈琲もごちそうになりました)
(あざす、あざす、あざす)
ホテル雅叙園東京の客室は
Penの記事が簡潔なのでおすすめ。
贅を尽くした和のミュージアムホテル、「ホテル雅叙園東京」で過ごす悦び。
JR目黒駅から3分歩くだけですので
どうぞ機会がありましたらみなさんもぜひ
「ホテル雅叙園東京」でカフェして、
日本美な空間に浸るのもおすすめです!
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