アルフォンス・ミュシャという、偉大なるグラフィックデザイナー

大阪の堺市にある、アルフォンス・ミュシャ館。
7月末までは特別企画「おいしいミュシャ展/5感であじわうアール・ヌーヴォー」が展示されていますが、アルフォンス・ミュシャ館は常設の美術館。堺市営なので、まず入館料が破格!(510円)なのと、なによりなにより激空き!!平日ならほぼ貸し切り?のような状態でゆっくりとミュシャの作品を鑑賞することができます。ミュシャは人気ですから東京でイベントがあれば大行列必至ですが、ここは超絶穴場です。

「あそこはおすすめですよ!」とお客様に教えていただきましたので、早速足を運んできました!


というわけで大阪!

市営感、あるねぇ~
入館チケット
かわちい

アルフォンス・ミュシャ・・・と聞いても「えっと・・・男かいな?女かいな?」とよくわからないのが外国の人の名前あるあるですが、ミュシャさんはひげを生やした男性です。


※私はむかし、ミュシャは女性だと勘違いしてました(てへぺろ)


あ、どーも。私がミュシャです



シャンパンやワインのボトルラベル、マッチ箱、お酒のパッケージ、企業のカレンダーなど、広告媒体や商品パッケージのデザインを請け負うグラフィックデザイナーさんです。
ミュシャの作品の多くはリトグラフ(石版画)、大量生産できるのでたくさんのポスターが刷られ、現存しています。まだスマホもコンピューターもない100年以上前の時代に、こまかく手描きしてさ、リトグラフ印刷してさ、って思うと、モチーフの詳細やデザイン性の高さそして独特な色彩表現についつい魅せられるのも納得ですよね。
1860年の南モラヴィア(チェコ)生まれなので、生きてたら160歳っす。

というわけでチェコ!


少し話は脱線しますが・・・・ミュシャの故郷、チェコには、コロナがまん延する前に私、訪れたのですがと~っても美しい街並みでした。おとぎの国に来たんかいな?と思ったほどです。マジで。

1月のチェコの街並み

景色に酔いしれた
まるで童話の世界だった
聖ヴィート大聖堂
(プラハ城)

聖ヴィート大聖堂の一角には、ミュシャが手掛けたステンドグラスがあります。ポスターや商業パッケージを手掛けることが多いミュシャにしては珍しい仕事だったんじゃないでしょうか。

私は2018年に東京ビッグサイトで、ウィリアムモリスとミュシャをテーマにした展示のデザインを担当させていただいたことがあります。
↓は当時のブログ。


▼2018.10.3のBLOG
モリスとミュシャの邂逅(かいこう)

展示会でデザインを任されることになってうひゃー!ってなった

▼2018.11.20のBLOG
東京ビッグサイト「JAPANTEX2018」モリスとミュシャの邂逅ブースはこんなです!

なんだかんだを経て展示会はこんな感じになったぞ!のやつ

▼2018.11.23のBLOG
JAPANTEX2018&オフ会

で、無事に終わったぞ!の報告、安東アナとツーショットなど

・・・とまぁそんなご縁がありましたので、その頃にチェコに行ってミュシャとゆかりのある地を見て回ったことがあります。

で、話を大阪に戻します。
先日は大阪に用事がありましたので、堺市にあるアルフォンス・ミュシャ館にも立ち寄ってきたのですが、とにかくめちゃめちゃおすすめでした。大阪に行く御用があれば皆様もぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。ミュシャ好きさんにおすすめです!

館内は撮影禁止
このエリア他、一部分しか写真におさめられないよ



ちなみにおすすめ画集はこちら

アルフォンス・ミュシャ館
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著:千足伸行
¥3,300 (2024/04/29 11:34時点 | Amazon調べ)

ついでに番外編その1

東京・渋谷PARCOにある「Café Marly カフェ マルリー」は、ガレットがおいしい喫茶店です。店内にはミュシャの絵が飾られていますよ。っていうプチ情報をおまけしておきます。渋谷散歩の際には訪れてみてください。

ついでに番外編その2

ミュシャのオフィシャルブランドとして、香水ショップが10月に京都にOPENするんですって!これは行くべしでしょう♪ちょっと楽しみ。

人気画家・ミュシャの世界初オフィシャルブランド誕生、“作品着想の香水”など有楽町・京都で - ファッションプレス (fashion-press.net)

以上、今日はミュシャいろいろでした。
ではまた!