和室から洋室にリフォーム、予算はどれくらい必要?/How Much Budget Do You Need for a Renovation?
畳の敷いてあるおうちが減りました。そのことはだいぶ前から皆さんもお気づきかと思います。マンション購入時には、リビングの隣に設けられている和室を設計変更してリビングとつなげた洋室にする方も多いです。あるいは、畳にお布団を敷いて寝室としている人も、年齢を重ねると膝が悪くなって不便になり、ベットを置くようになった、なんてケースも少なくありません。イメージとして高齢者には和室が落ち着く、と思いがちですが、機能的に考えれば洋室のほうが暮らしやすい場合があるのです。
そして、若い人のほうがむしろ、畳の生活を「過ごしやすい」「おしゃれ」と思って楽めているようにも思います。
さて、和室から洋室にチェンジするというリフォームはこれまでにもいろいろありました。事例をご紹介します。
和室が、女の子のかわいい部屋に
こちらは女の子の部屋。幼稚園時代、小学生時代と、成長に合わせて部屋を模様替えして楽しんでいます。元々は畳と押し入れのあるゴリゴリの和室でした。
和室が、ホテルライクな洋間に
マンションの和室が、リビングの一続きの洋室に
和室がネイルサロンに
和室が、ホテルライクな書斎に
和室が、エレガントなリビングに
リフォーム費用はどれくらい?
和室から洋室にする工事は、いったいどれくらいの予算が必要でしょうか?気になりますよね。
例えば8畳(約13㎡)の場合
フローリング代 14,000円×13㎡=182,000
壁紙代(天・壁) 1,000円×48㎡= 48,000
クローゼット代 250,000円
ここまでの材料分だけで480,000円です。実際には、下地調整作業が加わり、巾木を交換したり、照明器具も入れ替えることになるでしょうし、障子や畳の処分費もかかります。障子を撤廃したあとはカーテンをつけるでしょうし、クローゼットの中には棚も欲しくなります。そして、これらの工事にはすべて施工費が計上されます。となると、なんだかんだと諸経費も合わせ・・・ざっと見積もって100万ぐらいはご予算が必要なのではないでしょうか。
和室の面影をなくすリフォームは、100万円。
もちろんもっとリーズナブルに施工できる内容もありますが、凝れば凝っただけ価格に反映されます。どのあたりで折り合いをつけるのかは、クライアント様のご予算と求める空間(デザイン・機能)しだいです。ざっくりの目安として、「100万ぐらいかかるんだなー」と思っておいていただければ間違いないかと!
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