片山正通的百科全書についての雑記

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新宿のオペラシティで「片山正道的百科全書」っていう企画展をやっています。

片山正通さんというのは日本の有名なインテリアデザイナーですが、
私が先日ごはん食べに行って遊んでた(って知ったこっちゃないですよねw)ところで言うと、
代々木ビレッジとかが片山さんがデザインした物件。

この「片山正通的百科全書」という企画展は、
片山さんが手掛けてきたデザインや仕事のことを展示しているのではなく、
今まで聞いてきた音楽、集めてきたもの、というのがひたすら展示されています。
つまり趣味で集めている片山コレクション。

先日のデヴィッドボウイ展も実はそうでした。
あれも、デビッドボウイの作品を紹介したというよりは、デヴィッドボウイが関わってきた人物、デヴィッドボウイが心惹かれた事、聴いていた音楽、そんなことが展示されていました。

こうやってね、「成し遂げたこと」を紹介するのではなく、
何を見てきたのか、にフォーカスをあてた展示は、強く私の興味を惹くんですよ。

子供の頃からその人が

「見てきたもの」
「聞いてきたもの」
「興味をもっていたもの」
「集めていたもの」
「読んだもの」
「関わってきた人たち」

そういうものを集めてみると、
その人の好奇心、審美眼、クリエイティビティを知ることが出来、
世界観を垣間見ることが出来るように思えるのです。

それにしても、片山コレクションの多さには、びっくりします。
そして、さまざまなジャンルに手を出しているし、けっこう節操のない世界。
けど、なんだろう、なんだかとってもうらやましい。

エロティックなアート写真もある。

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クマのはく製とかもある。

しかもこれ、1体だけじゃないですからね。ほんと。
なんで?ってくらいいっぱい所有している。
自宅にこれ置いてたの?どーゆーこと?とかね(笑)

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コレクションはたくさんあります。
共通しているのは、どれも「1つだけ」にとどまっていないということです。
気に入った絵があれば、そのアーティストの作品を1つではなくて複数求める。
植物だって、サボテンにはまったらこれだけの数はとりあえず揃えてしまう。
買わずにはいられない。
・・・ってね。

見てて面白い。

(そして、この企画展を見た後はむしょうに「買い物欲」がふつふつと湧いてくる。
くだらないもの、素敵なもの。
心惹かれるものを片っ端から買いたい衝動にかられます(笑))

写真撮影もOKです。
お近くの人はどうぞブラリと行ってみてください。
新宿のオペラシティで6/25までやってますよ。

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これはコレクションじゃなくて建築模型。
入口のところにあって、唯一、片山さんの仕事的なものw

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ではまた来週♪