「モリスとミュシャの邂逅」ブースの出来るまでーSTORY1 すばらしい印刷技術ー
わたしの手相を占ってください。
じゃなくて。
東京ビッグサイトで開催される「JAPANTEX2018」
そこで、「モリスとミュシャの邂逅」
というブースデザインを任されています。
巾9m×奥行3mの展示スペースに
ウィリアムモリスのデザインと
アルフォンス・ミュシャのデザインを
インテリアコーディネーターの私がどうコーディネートするのか。
これは、ぜひ、足をお運びいただき、実際にみてもらえると嬉しいなーと思います。
moooi(モーイ)が、ド肝を抜くようなラグを発表したことがありましたね。
去年でしたっけ、おととしでしたっけ、いつでしたっけ(うろ覚えかーい)
マルセルワンダースがデザインしたお花たちが散らばめられた
円形のラグマット。
本当にこれラグ?って疑っちゃうくらい精巧で色鮮やかで
わたし、これ、フラっと通りがかりで入ったmoooiのショップで見つけたときは
本当にビックリしました。釘付けになりました。
すばらしい!・・・と。
ただですね、
なかなかいいお値段がしますので、
ご提案はしづらいのですがというか
いまだに一度もご提案に取り入れたことはないのですが
moooi(モーイ)
公式サイト
↓
https://moooi.co.jp/item/20198.html
このラグマットは、本当に素晴らしいものです。
デザインもキャッチーで
発表された当時は大変話題になりました。
もちろんデザイナーのマルセルワンダースが素晴らしいというのが基本にありますが、
カーペットの印刷技術というのを抜きには語れません。
さぁ、ここから今日のブログの本題です。
CJ800っていうね、
デジタルプリントの印刷機があるんですが、
世界にまだ数台しかないの。
なんでかっていうと、ゆうに億を超える値段がするんですの、その印刷機。
だからこの印刷機を持てるのは限られた企業さんです。
国内でCJ800を持っているのは、山本産業株式会社さん。
公式サイトはこちら
↓
https://yamasanworld.com/index.html
「モリスとミュシャの邂逅」のブース内で
ミュシャのデザインのラグマットを製作して展示に使います。
山本産業株式会社さんが作ってくれます。
実はそう、moooiのあのラグを印刷したのと同じ印刷機で
なおかつ基材(カーペットそのもの)もmoooiとまったく同じ材料を使います!
ミュシャの版権は、リンテックサインシステム株式会社さんが持っています。
公式サイトはこちら
↓
http://www.sign-japan.com/
今回の展示にあたり、
三宅さんの好きなようにミュシャのデザインつかっていいよと、正式にお許しをいただきました。
もうっなんて贅沢なーーーーーー!
というわけで
いろいろな企業さんのご協賛の元に、展示ブースは出来上がっていくのですが
冒頭の画像は、先日あがってきたラグのサンプルです。
世界最高基準のカーペットの印刷技術、
ミュシャの柔らかで美しいグラデーションの感じがちゃんと表現されていました。
楽しみだなぁ。
11/20~11/22までの3日間、
東京ビッグサイトで展示しています。
どうぞお楽しみに!
JAPANTEX2018
公式サイト
↓
http://japantex.jp/
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