SHOPBOT体験記。デジタル加工機をつかって自分で家具をつくる。
千代田区の隠れたところに
ちょっとおしゃれなラボがあります。
早い話がレンタルスペースなのですが、
ただのレンタルスペースではなくて
大きな機械が3つ揃っているという工房です。
■3Dプリンター
■CNCミリングマシン
■レーザーカッター
LIFULLで過日、
これらの機械を使って家具を作ろう!という
ワークショップがありました。
どれくらいの過日かといいますと
チラチラと雪なんか降っちゃったりして寒いよねー!!!っていう
息も凍るような季節のお話です。
半年前の出来事を
唐突にいまここで?みたいな本日のブログです。
おつきあいください。
りかさん。
3Dプリンターなんかで
家具を作るっていうワークショップがあるので
一緒に行きませんか
と、お誘いくださったのは
老舗家具屋の3代目社長、Fさん。
(↑クリックすると、Fさんの某日のお姿が!!)
おもしろそうなお誘いだったので
ご一緒させていただくことにしました。
えーと。
まずは最初に簡単なレクチャーをうけます。
そして早速ソフトをいじります。
作りたい家具をデザイン・設計する作業ですが
ワークショップなのであらかじめ
簡単な「オープン棚」のデータが用意されていましたので
サイズや棚の枚数などの数値だけをいじらせていただくことに。
#Fさんがプログラミングしているところ
#感覚的に操作ができる
#えー、2段にしよっか・・・3段にしよっか・・・
#まぁまぁ悩んでいる
#はよせい
デザインが確定したらソフトを連動させて
shopbotというCNCミリングマシンを動かします。
プログラムに沿って
木材を削り出してくれる機械。
ウィーーーーーンって動いてます。
丸ノコで木材を切る音が響きます。
こうして必要な枚数分、削り出した木材(パーツ)は
バリをとったり、やすりをかけて表面を整えたりするなどの手作業に移ります。
プラモデルみたいな作業ですね。
設計・デザイン次第でいろいろなものが作れます。
基本的になんでも作れると思いますが
デザイナーのセンスと設計力が試されます。
この、shopbotというデジタル加工機と
デザインをおとしこむプログラムがあれば、
木材加工の職人さんがいなくても
材料の削り出しを行うことができるので
プラモデル感覚で家具を作ることができます。
あるいはもっと、家具だけじゃなく、
建築全般に応用することもできるし・・・と、
どのように使うかはアイデア次第で無限大です。
shopbotは日本国内にまだ十数台だけしかないそうですが
大学の研究室、木材加工所、工房、ホームセンターなどに
じわりじわりと採用されているマシンです。
(Fさんが、めちゃめちゃ買いたそうな顔をしていました)
(マンション買うよりは安いって)
自分でデザインして
自分で出力して
自分で切り出して
自分で組み立てることができるようになる。
マシンやソフトの技術はすでに揃っているので
さぁあとはどれだけ優良なコンテンツ(デザイン)が作れるか。
そこが重要。
面白い体験でした。
▶最後までお読みいただきありがとうございました
このブログは【平日朝7時に更新】明日もまたきてくださいね!
▶リノベーションや寝室のインテリアデザインを得意としています
ご実家のリフォームやマンションの内装工事にお困りでしたらぜひご相談ください
コーディネート事例はこちら
▶私の【オンラインサロン】では、インテリアコーディネーター/デザイナー(あるいはそれを目指す人)に向けて、仕事の進め方や業務資料・フリーランス起業の現実などを、楽しい読み物としてご提供。ご入会どうぞ!
オンラインサロンの詳細はこちら
This blog is updated every morning at 7:00 AM by RIKA MIYAKE, a Japanese interior designer. Thank you for visiting!