海外のお客様に人気!?畳の部屋のあるゲストハウス
海外からのお客様をお招きする民泊・ゲストハウス。シンプルモダンな内装ながらも、「和」を感じる要素は加えたいなぁと思いますよね。sence of place というわけです。
和室は洋室にリフォームしベッドを置くケースが多いかもしれませんが、民泊やゲストハウスではこうして畳のままにしておくのも喜ばれ、良いアイデアと思います。
縁(ふち)のある畳とない畳があります。縁のない畳を【ヘリ無し畳】と呼びます。モダンにしあがるので洋室に隣接した和室との相性もよいので好まれます。
▼畳の歴史
畳を部屋全体に敷き詰め使いだしたのは室町時代からで(それ以前の日本の家は板の間だったよ)、地位や身分によって縁の色やデザインに差があったそうですが、ヘリ無し畳は江戸時代後期に現れた割と新しい畳。ここ150年ぐらいのものなのでまだ歴史は浅いアイテムです。
▼畳ってなに?
畳といえば「イグサ」です。国産のイグサの90%以上は熊本で生産されています。高級畳はみな国産品とされています。輸入のものは80%が中国産で、安い畳と言えば中国産というイメージがあるかもしれませんが、実はイグサの質が劣るわけではなく国産とほとんど同じなんです。どうしても輸送の段階で薬品を使ったり乾燥が進んだりで劣化してしまう…その差のようですよ。
ちなみに納品したこちらの畳は、和紙畳でした。
#イグサじゃないんかーーーい
#畳は和紙や樹脂製もあるんでした
「自在」という言葉の掛け軸を選びました。「自在」は仏教用語で、「物事の変化に心を奪われることなく、私利私欲や煩悩から解放され、あるがままの状態、思い通りのさま」という意味だそうです。悟っちゃてんなぁって感じの言葉でいいなぁと思ったのですがいかがでしょうか。・・・と、いまだなにも悟れていないインテリアコーディネーターの三宅でした。ではまた!
こちらの事例はWORKSに掲載しています。よろしければご覧くださいませ。
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