モールディングを取り入れるとお部屋が豊潤な印象になります

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こちらは、塗装中のモールディング材。

モールディングって皆さんわかりますでしょうか。
装飾部材のことで、「ナガイ」とか「みはし」というメーカーが一般的と思いますが、私は「みはし」のサンメントを使うことが多いです。

こういうやつとかです(クリックすると「みはし」のサイトに跳びます)

スプルース材などの木材で出来ているものもありますし、
樹脂製のものもあるんですが、
いずれも基本的には塗装をして仕上げて使う、というのが一般的な施工方法です。


これは樹脂製。
白いからこのままで使えるんじゃない?って思うかもしれませんが、ジョイントの部分が目立っちゃいますし、長年たつと樹脂のままだと黄変します。
よっぽど予算を切り詰めたいから、という理由があれば別ですが、基本的にはちゃんと塗装をして仕上げてあげるのが正解です。
白でも黒でもピンクでも何色にしてもいいんですよ♪

発注するとこんな感じで現場に届きます。

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これは、壁と天井の境目のところに使った例です。廻縁(まわりぶち)って呼びます。
こんなふうに取り付けていくのです。

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こんなふうになる。

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これは先日ご紹介した事例ですが、正面の壁面にモールディングを使ってピンクに塗った例です。

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あるいは、これもモールディングの一種ですが、シャンデリアの根本に丸いマンホールみたいなものがくっついているでしょう?
これは「メダリオン」と言いまして、モールディングの仲間です。

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いろいろ使い道がありますが、どちらにしてもちょっとクラシカルなテイスト、フォーマルとか、豪華とか、そういうイメージを好むお客様に人気があります。
外国のインテリアみたいですよね。

これはロンドンですが、壁も天井もモールディングだらけでしょう?

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モールディングの施工は、「わー、私もそれ、やってみたいです!」と興味を示してくれて、ご要望をいただくことは多いのですが

材料代がいくら。
取り付けの大工さんの手間がいくら。
ペンキ代がいくら。
塗装屋さんの手間がいくら。

というようなお見積りになるので、お客様がたぶんなんとなく思っている以上にお金がかかる作業なのです。

どんな作業もそうですが、
このみはしのサンメントも、ネットショッピングも可能なので材料がいくらするかというのは誰にでも知ることが出来ます。
それを見てお客様は「だいたいこれくらいするんだな」と金額の想像をしているんだと思いますが、それはあくまでも「材料代」だけの金額です。
そこに職人さんたちの作業費や塗装代などがかかるのですが、そうなってくると想定していた金額では収まらなくなりますので

「えー、高い~」

・・・ってなって施工をあきらめてしまう場合があります。

部屋全体に取り入れるのはなかなかのコストアップになるのですが、デザインの力は絶大です。
私もちょこちょことは使わせてもらっていますが、コテコテのモールディングだらけの事例はまだありません。
このロンドンの部屋ぐらいに作りこめたら素敵♪とも思います。

どうぞご検討ください、そして皆様からのご依頼お待ちしております。

というわけで、今進行中の物件の仕上がりはお楽しみに♪

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