どんなふうに決めていくの?インテリアコーディネートの進め方を大公開

【平日朝7時に更新するインテリアブログ】
こんにちは。インテリアコーディネーターの三宅です!今日もブログにお立ち寄りいただきありがとうございます!

インテリアのご提案ってどんな感じなの?というお話をしようと思います。

1・間取図をご用意いただく

インテリアのご相談で、まず必要なのは「間取り図」です。今住んでいる部屋をリフォームしたいといった場合は図面がなくてもいいのですが、これから引っ越す家、いまから建設するマンション、中古で購入したけどまだ先住者がいる部屋・・・など、現地を確認できない部屋のインテリアを考える場合は「間取り図」が欲しいと思います。

図面をみながら、生活動線・家具のレイアウトを検討します。クライアント様のご要望をお聞きして、どんなテイストの部屋がお好きそうか、アンテナを張りまくって打ち合わせをします。

2・提案プラン

初回ラフ案


2週間後ぐらいに、2度目の打ち合わせをいたします。ご用意したプランを説明させていただき、「こんなのはどうですか」と対話をしながら修正をいれて、方向性を詰めていきます。概算ですがご予算も提示し、何をすればどれくらいになるのか金額のイメージもシェアし、ゴール設定を明確にしていきます。

予算感をつかむのは非常に重要で、イメージだけ先行しても机上の空論・夢物語ですから、「現実味のある中でベストはどれか」を常に念頭に置いてご提案をします。

3・確認プラン

決定プラン(仮)

個々の品番を確定し、おおむね固まったプラン。資料を整えて共有します。ラフの手描きだったパースも、CGに。当初のヒヤリングでは「ピンク」の部屋にしたいというご要望でしたが、(でもパ~プルも好きなのよね)の声を拾って一応紫系のサンプルもご用意していた中に、お気に召していただけるものがみつかりました。

ご提案のコンセプトは変わらないのですが、このようにディテールを差し替えていくことで、よりクライアント様の理想の部屋に近づきます。
インテリアコーディネートは、インテリアコーディネーターが一方的に押し付けるものではなくて、打ち合わせという「対話」の中で輪郭がはっきりしていくものです。

打ち合わせでは、サンプルやプレゼンツールもご用意しますので、選ぶ楽しさも味わってもらえます。

目移りしちゃう、楽しいサンプル選び

プレゼンボックスで可視化

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4・現地採寸/確定ご契約

お部屋の内覧ができるタイミングがきましたら、現地に足を運び、拝見させていただきます。カーテンをつけるために窓のサイズを測ったり、家具のレイアウトに無理がないか部屋の大きさを測ったり、コンセントの位置がどこになるのかや、廊下やドアとエレベーターの大きさなど搬入経路の確認、駐車場の有無、マンション管理人への挨拶や提出書類の確認、あとはフローリングだとか色合わせをしたい部位の確認・・・そう、確認したいことはたくさんあります。だいたい2時間ぐらいかけて、それらをひとつづつメモしたり写真に残してチェックします。

すべて問題がなければ、インテリアプランを確定し、ご契約。手配、発注へとすすみます。

・・・と、このような形でコーディネートは進んでいきます。
少しイメージしていただけましたでしょうか。


今日のブログでご紹介したインテリアプランは、現在進行中のクライアント様のお部屋です。ご納品は3月になると思います、完成が楽しみです!!

▶最後までお読みいただきありがとうございました

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