リオタデザイン訪問。


(ユハ・レイヴィスカの照明の下で)

建築家の関本竜太さん(リオタデザイン)とお会いすることになった。
かれこれ10年・・・いや、20年近くになるかもしれません。
私がもうそれぐらい前からひそかにずっと追っかけていた人である。

リオタデザイン

お会いすることになったのは
私がインタビューを申し入れたからなのですが、
ブログを拝見したり、SNSでお見掛けしたりと
2次元(?)の世界では存じ上げていても
実際の関本さんを知ることはなかったので

(どんな声なんだろう)
(どんな表情をつくるのだろう)
(どんな態度の人なんだろう)

いろいろ妄想して緊張感マックスな中、
事務所のインターフォンを押しました。

昔から知っていたとはいえ、つまり今日は初対面なのだ。

インタビュー。
あれとこれを聞いておきたいな、と最初に思いついたようなことは
正直、ネットを検索したら全部出てきた。
(関本さんはインタビューや取材を受ける機会がたくさんあるのだ)
おそらくあちこちで聞かれまくっている既出の質問をしたところで
関本さんに「なんだこいつ」と思われるだけだろう。

って思うから、ほんとめちゃめちゃ緊張するよね(笑)
とはいえ気の利いたことが話せるような私ではないので、
…で、最初に私の口から出てきたシンプルな質問がこれだった。

初対面なので教えてください。
関本さんてどういう性格の人なんですか?

バイトの面接官かよ!っていうような
思わずアホなことからお聞きしてしまいましたが
気がつけばそれから2時間、あっというまに時間がたち
なんだかめちゃめちゃ楽しかったなという残像を
持ち帰ることになった。

関本さんは、とても察しがいい人だ。
自分に何を求められているかを100%理解する。
何をしゃべったらこの来訪者が喜ぶのかを察知している。

だからパーフェクトなおみやげを用意し、
完璧に準備を済ませて人を迎え入れ、
『それ』を広げて待っている。
さぁどうぞ。
あなたは今日これを取りに来たのでしょう?
ってね。

—————-

これは面白いぞと私は思ったのだ。
渡されたおみやげをそのまま持ち帰るだけでは、
たぶん・・・負けだ。
(って別に、勝ち負けとか関係ないんだけどね)

編集力。

さて。
受け取った『それ』を私は編集する必要がある。
どう編集しよう。
めちゃめちゃテンションがあがったし、
そうきたか!っていうものにして関本さんに挑んでみたくなった。

内気な性格だというわりには
人のハートに火をつける、関本さんは恐ろしい人である。

—————————

 

来年、本を出版します。
執筆のための取材として
関本さんをはじめ様々な人にお会いして
こうやってインタビュー行脚をしています。

インテリアの本ではありません。
私が今一番作りたいと思っている、本です。

コーディネート業務の合間を縫いながらなので
思ったように進まず遅々としているのですが、
いずれ皆様に詳細をご案内できる日がきますので
どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

▶最後までお読みいただきありがとうございました
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