賃貸でもあきらめない!IKEA家具でつくるスタイリッシュインテリア

【平日朝7時に更新するインテリアブログ】
こんにちは。インテリアコーディネーターの三宅です!今日もブログにお立ち寄りいただきありがとうございます!

シンプルなダイニングルームを、自分好みの空間に変えたい!今回は、茶色いフローリングに白い壁というベーシックな賃貸ダイニングを、低コストでイメージチェンジする方法をご紹介します。ポイントは IKEA家具の活用手軽な施工 です。

低コストでできる!賃貸向けプチリフォーム

賃貸物件では、原状回復が求められるため、大がかりな工事はできません。しかし、ちょっとした工夫で見違えるような空間に変えることができます。

  1. 床のイメージチェンジ:フロアタイルを敷く

既存の床を変えたい場合、本来は糊でしっかり固定するのが一般的ですが、今回は 滑り止めテープを使用 し、簡単に置くだけの方法を採用しました。こうすることで、施工が簡単・原状回復が楽・コストを抑えられる、といったメリットがあります。

  1. 壁のイメージチェンジ:貼って剥がせる壁紙

壁紙を張り替えるのも、賃貸では工夫が必要です。そこで、 弱い糊を使って既存の上から壁紙を貼る方法を採用し、剥がしやすくしました。これなら、退去時にも安心です。

IKEAの家具を素材として利用

ikeaの家具


IKEAの家具は「パーチクルボード」と呼ばれる木材チップ(木くず)をぎゅっと糊で固めた素材で作られています。ですから、非常に重くて、しかも脆いというデメリットがあります。しかしその一方、価格が安く、デザインも良いので、これを うまく利用して、見違えるようなインテリアにすることが可能です。
今回は、IKEAの既製品を つくりつけのように見せる 方法をご提案しました。
ポイントは、


・家具と家具の隙間を埋める工夫
・配線をきれいにまとめる
・追加の棚板を設置して統一感を出す


といった細かい調整をすることです。



配線ルートを確保しておく


賃貸でも理想の空間はつくれる

いかがでしょうか。賃貸とは思えない、本当にリフォームしたかのような空間になりましたでしょ。「オーダー家具でなければ、統一感が出ない」「既製品ではチープに見えてしまう」…そんなイメージを払拭するのが、インテリアコーディネーターの提案テクニック です。

高級料理を作れるシェフはお茶漬けもつくれるが、お茶漬けしか知らないシェフは高級料理は作れない

・・・とは、よく聞くたとえ話ですが、インテリアデザインも同じと思います。職人さんのつくりだす正しい施工や技術を知っていればこそ、簡易的な施工も対応できます。

まとめ

✔ フロアタイルで床の印象を変える(滑り止めテープで簡単施工)
✔ 貼って剥がせる壁紙で気軽に模様替え
✔ IKEA家具をオーダー家具風に見せる工夫(隙間を埋めて統一感UP)

賃貸でも、自分らしい素敵な空間を作ることは可能です!
ぜひ、今回のアイデアを参考に、みなさんもおしゃれなダイニング作りにチャレンジしてみてください。

▶最後までお読みいただきありがとうございました

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