東京ショーハウス「実行委員会物語」その1
インテリアコーディネーターの三宅利佳です。
「フリーランスのインテリアコーディネーター研究室」なんつーオンラインサロンを主宰したりなんかしてまして、現在100人以上のインテリアコーディネーター(その他、お施主様業者様もろもろ誰でもウェルカム)にお入りいただいています。
オンラインサロンは、協会でもないし、会社でもないし、営利団体でもないし、なんていうんでしょうね、ただのコミュニティ・・・そう、オーナー(の私)がメルマガ的に文章を書き、それを会員が読むという、ただただそれだけの(それだけではないぞ)コミュニティにすぎないのですが、そんなオンラインサロンにご入会いただいているメンバーで構成した「実行委員会」が、いま、東京ショーハウスというイベントを開催しています。
公式サイト
httpss://tokyoshowhouse.com/
おかげ様で順調にスタートした東京ショーハウス。会場でいろんな方にお声がけをいただくのですが、みなさん口をそろえて「リカさん、すごいですね!こんな展示会やるなんてめちゃめちゃ大変ですよね!連日寝てないんじゃないですか!お疲れですよね!」と言ってくれるのですが、それについて、今日はぜひとも真実を話しておこうと思います。
端的に言います。
私はなにもしていません。
私はなにもしていません
謙遜しているとかそういうことではなくて本当になにもしておりません。
いくつかの例をあげましょう。
東京ショーハウスの入口にキャッチーなゲートがあるといいなぁ。外の世界と、東京ショーハウスの世界を区切る、結界。ちょっと入りにくくてまたぐようなゲート。異世界観を演出。人の形でくりぬかれた壁とかさ。
・・・と私がテキトーなことを言うわけです。そうすると、実行委員のデザイン担当の人がメモをとります。「通り抜けパネル 楽しく通過する形検討」と。
するとこれがデザイン担当チームでブラッシュアップされ、こうなります。
TOKYO SHOW HOUSEの「S」ね・・・へぇ~、いいんじゃなーい♪
っつーかどことってんねん、頭文字の「T」じゃないんかーい。
ってつっこみながら、そのまま工務店の加工場に持ち込まれ製作にとりかかり、
こうして皆様をお迎えするゲートが誕生しました。どうです、三宅、何かしてました?してませんよね。
では次のケース。
3階の会場まで階段であがってもらうことにしたいなぁ。足元だけぼんやり照らした、いったん暗くて狭い空間を通るというストレスをかけてから、TOKYO SHOW HOUSEに誘導したほうが演出がドラマチックじゃない!?蛍光灯の光るエレベーターであがっちゃったら味気ないし。
って私がいうと、実行委員の皆様が階段まわりにはコンセント電源がなかったというようなことを確認して報告してくれるわけです。
乾電池とかのLED照明をおけばいいんじゃない?
後日、オンラインサロン記事の中で、「パリの展示会に行ったら、ボトルの中にLEDを仕込む商品をみかけたよ」とシレーっとつぶやいておきます。そうすると、実行委員の人が、それを東京ショーハウスで利用してみてはいかがでしょうか!と提案してくれて(しめしめ、思い通り反応してくれたぞ♪)どこでそれが日本で買えるか、探して、手配してくれました。
こうして皆様をご案内する階段の演出が整っています。三宅、何かしてました?してないっすね。こういうことのひたすら積み重ねです。私が口だけ人間で、実働部隊は実行委員の皆様です。
実行委員の皆様には本当に頭があがりません。考えてみてください。みなさん、ハウスメーカーや工務店にお勤めのインテリアコーディネーターです。中には仕事を休んでまで!東京ショーハウスの実行委員として動いてくれています。(自発的にです!!)
東京ショーハウスにお越しの皆様、どうかぜひ、会場でお盆をもってコーヒーをふるまっている実行委員の人にねぎらいのお言葉をかけてください。彼女たちが事実上の「東京ショーハウス」です。
バックヤードの中にいてなかなか会場内でお会いできない人もいます。バックヤードはバックヤードですさまじいスピード感でローテーションとマニュアルが改善されていき、全員で瞬時に情報共有が可能になっています。その様子は「実行委員物語その2」でお伝えしたいと思います。
私は本当に皆様に助けられていて、恵まれていると実感しています。
東京ショーハウス、日曜日まで開催しています。
ぜひお越しくださいませ。
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TOKYO SHOW HOUSE
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