プレゼンボードへの貼り付けは、両面テープとマスキングテープ(ボンドは使わないよ)

サンプルボード。
普段あまり作らないのですが
遠方のお客様に資料としてお渡しする際には時々つくったりしているよ。

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さて。

先日タクシーに乗ったら
「お客さんにプレゼント」といって
マスクをいただけました。

「ウィルスがねぇ・・・あれだよねぇ。どこにいってもマスク売ってないでしょう?
おっちゃんはねぇ、昔から花粉症だから家に大量にマスクを常備してんの。
たまたまね、たまたまだよ、もともといっっっっぱいもってるからさ、
乗車してくれたお客さんにプレゼントしてるんだよ」

なんて言うわけです。

新宿の人混み、
渋谷の密集、
秋葉原の攪拌。
毎日毎日恐ろしいほどの密度で人々は接触し、
満員電車は見知らぬ者同士なのにラブラブカップル並みの密着度だ。

それが日常だと思っていたから
気にもしていなかったけれど
よくよく考えてみればありえないくらいの近さで人々は生活していて
そりゃウィルスなんかいともたやすく広がるだろうさと思うわけです。

国境の穴を
人間サイズのゴーンでさえ通りぬけられたのだ
極小のウィルスが通れないわけがない。

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話は変わるんだけれど。

 

 

我々の連絡手段は、昔に比べたら圧倒的に便利になっているはずなんだけれど
手数が増えすぎていて逆に見落としてしまっていることが
多々ある。

パソコンメール
携帯電話のメール
(それも、複数のアドレスを使い分け)
ショートメッセージ
LINE
facebookメッセンジャー
ツイッターのメッセージ
LINEアット
インスタのメッセージ
留守電

・・・・あれやこれやの方向から
皆さんも送信したり受信したりしているよね。

どこに誰からの連絡があって
誰に返信していなくて
何を見落としているのかとか
だんだんわからなくなりませんか?
あとで返事しなきゃ!というものが
うっかりそのまま忘却の彼方に去ってしまい
後日に思い出して青ざめることもある。

子供たちのLINEは
ほんの少しスマホから離れているだけで
あっというまに「未読件数800」になってるし、

私自身のメールも
だいたい慢性的に「未読件数100」ぐらいだ。

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こうなってくると、
意外に人は情報を伝達できているようで
実際には受け取ってもらえてないのかもしれない。

メルマガ、お知らせ、ニュースレター。
そのほとんどは開封もされずにトラッシュ(ゴミ箱)に移動される。
重要なお知らせだったとしても
紛らわしいタイトルだとDMと勘違いしてついうっかりやり過ごしていることもある。

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なんらかの方法でいとも簡単に個人と連絡がとれるし、
それは一般人だろうが有名人だろうが同様で
すべては開かれた空間、とても近い存在になっていて便利である一方、

「逃げ道」をふさがれているようにも思える。
ときどきすごく窮屈さを感じる。