『世界のドア』を見てみたら・・・ドアは建物の顔だ!
こんにちは。インテリアコーディネーターの三宅利佳です。
敷居は低く、美意識は高く。今日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます!












これは、チェコ(プラハ)を旅した時に撮った、街のドア。分厚い石造建築にぴったりとはまる、表情豊かで重厚な木製ドアたちは、まるでそこに長年住まう人々の人生を物語っているように、いい味がでているものばかりでした。
ひとつとして同じものはなく、アーチ型、彫刻入り、錆びて緑青(ろくしょう)に染まった鉄のドアなど、見ていてまったく飽きません。
ドアはただの出入口ではなく、その建物の顔として十分な存在感がありますね。
お次はイギリス(ロンドン)を見てみましょう。












これまたチェコと全然ちがーう。こちらは・・・なんというか、端正な佇まい。框(かまち)を組んでペイントされたドアは、青や緑や、まるでファッションのようにカラフルで、これはこれでまたそれぞれの家の個性がしっかりと伝わってきますよね。ポストはドアに直接組み込まれているのが英国式。ドアノッカーもクラシカルな真鍮製のものが多く、さりげなく伝統を感じさせますよね。
ドアは、お国柄がにじみ出る、とても面白いアイテムだと思うのですが、いかがでしょうか?
普段あまり注目していないかもしれない「玄関ドア」ですが、家の第一印象を決める、看板のような存在にも思います。
「このドア、素敵だな」と思うとつい立ち止まってしまいますが、海外だとそれが頻繁に遭遇するというわけなんです。
ドアは、外観として認識することが多いからインテリアというよりエクステリアの一部ととらえがちですが、その先の空間を想像させる「入り口」ですから、インテリアという視点でもやはりとても大切な要素だと思っています。
日本の街角ドアを集めたらどんな感じになりますかしら?
和風建築の引き戸、団地の鉄扉、古民家の格子戸、モダン住宅の木製ドア。「日本のドア」もきっと、集めて眺めたらものすごく味わい深いコレクションになりそうです。というか、そうあってほしい(笑)
どこの国のドアが好きですか?
旅先で、ドアに注目して歩いてみると、ちょっと違う景色が見えてくるかもしれません。
\私と同じように、ドアの写真撮っている人いた!/
\マニアックな視点で見るインテリア記事をどうぞ/
--リビングや寝室のインテリアデザイン--
ご実家のリフォームやインテリア
ネイルサロンやゲストハウス
東京・千葉・神奈川・埼玉
\お問合せはこちら/
--三宅利佳の著書/Amazonで販売中--
『手で描いたもの。インテリアの仕事をする人のパース・スケッチ集』
『BEFORE AFTER 100: こんなに変わる!インテリアのビフォーアフター集』
【オンラインサロン】
インテリアコーディネーター/デザイナー向け
仕事の進め方や業務資料
インテリアノウハウと現場の話
楽しい読み物としてご提供
\ご入会はこちら/