大画面テレビをおしゃれに魅せる|インテリアコーディネートの3つのコツ

大画面テレビをおしゃれに魅せる|インテリアコーディネートの3つのコツ

【平日朝7時に更新するインテリアブログ】
こんにちは。インテリアコーディネーターの三宅です!ブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。

今回ご紹介するのは、O様邸のリビングルーム。大画面テレビがドンと構えたその空間は、まさに「ゲームを楽しむための特等席」だそうですよ。臨場感たっぷりで映画館のような迫力がありそうです。

ところで、「白を基調とした空間に、黒くて大きなテレビを置いたら重たくならない?」と心配される方も多いかもしれません。でも、O様のお部屋を見てみてください。意外にも圧迫感はなく、むしろ空間を引き締める“アクセント”として機能しているのが分かります。黒は白の中で際立ち、空間にリズムを生む“句読点”のような存在。無機質に見えるテレビも、工夫次第でおしゃれなインテリアの一部になるんです。
私はこういうスタイル、大いに「アリ!」だと思っています。皆さんはどう感じますか?

リビングからダイニング方向をみる



「大画面テレビ」と「インテリアデザイン」の両立に悩んでいる方へ、センス良く見せるためのコーディネートのコツを3つお伝えしようと思います。

1・まわりを片付け、黒を活かす

大画面テレビは、基本的に“黒”や“ダークカラー”のフレームが多いため、白やベージュ系の明るいインテリアの中では異物感を感じることがあります。
でも、逆にこれをアクセントと考えコントラストを活かすようにすると、モダンで洗練された印象に仕上がります。ポイントとしては、テレビ周辺の壁を「真っ白にしておく」か「テレビに寄せてグレーっぽくする」か「柄をいれてデザインする」など、部屋のコンセプトに沿って意識的に計画し、テレビ以外のものをごちゃごちゃ置かないこと。

2・テレビボードのデザインを部屋に合わせる

大画面テレビを置くためのテレビボードは、ぜひとも気を使いたいところです。すごく単純なことなんですが、とにかく部屋のテイストに合わせること!これが意外と出来てない方も多いようなのです。

ナチュラルなインテリアなら木製で風合いのあるテレビボード、シンプルモダンならスチール脚のある軽やかなデザイン、グレイッシュなインテリアならモルタル調の無機質なテレビボード・・・といった具合に。
部屋のテイストに合わせて選ぶだけで、全体の雰囲気がグッと整います。


例えば・・・洗練されたナチュラルスタイルならこんなテレビボードが合うと思いますし、

モカージュカラーのスタイリッシュ空間にはこんなテレビボードが合いそうですし、

ミッドセンチュリー系のアーティスティックなインテリアなら、こんなテレビボードが合いそうだし、

こういうモード感のあるデザインでクラフト系スタイルに合わせるのもよさそうだし、

…という感じです。テレビを買いに行ったついでに、電気屋さんで一緒にテレビ台も発注して済ませてませんか?テレビボードはインテリアショップでぜひ探していただけたらなぁと思っています。

3・テレビまわりの余白とバランス

テレビが大きいからこそ、周りに余裕を持たせることがとっても大切。あまりにも両サイドにデコレーションが詰め込みすぎていると圧迫感がありますし、テレビボードのサイズが小さいのもバランスが悪いです。余白があればあるほどかっこいい、と肝に銘じておいてください。


「大画面テレビ=生活感が出る」と思われがちですが、工夫次第で、洗練されたインテリアの一部に生まれ変わります。


jayblueコーディネート事例

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