【プロが教えます】海外ホテルのようなおしゃれ寝室をつくる3つのポイント
【プロが教えます】海外ホテルのようなおしゃれ寝室をつくる3つのポイント
早速ですが、今日は素敵な寝室のご紹介をしようと思います。こちらはいわゆるマンションの一室・・・なのですが、なんだかホテルのようで、とてもおしゃれに見えますよね。なにが理由だと思いますか?
ポイント1・カーペット
ポイントはいくつかあります。まず目につくのは床に敷いたカーペットですよね!フローリングの上から50cm角のタイル状の絨毯を置いて敷き詰めているだけ(糊でくっつけたりしていません)で、汚れたらサッとはずして洗うことができます。歩行性もUPし、階下への防音性も高まり、機能面でいいことばかりか、デザイン性と雰囲気も増してホテルライクな空間に出来る優れものです。
採用したのはコレ
ポイント2・ベンチ
ホテルライクにみえるもうひとつのポイントは、ベッドの足元に置いたベンチ。ベッドルームベンチとか、ベッドスツールとか呼ぶ家具があることです。チェック柄のファブリックを張ってお届けしました。奥行が浅めのベンチなのでそれほど場所はとりません。身支度の合間に腰かけたり、洋服の一時置き場にしたり、生活動線の中のちょっとしたところで何かと便利に使えるものです。
採用した張地はこれ
アパレル業界の廃材を再利用してつくられたリサイクル材。環境に配慮したサステナブルファブリックです。
ポイント3・アート
ホテルのようなインテリアに見えるポイント3つめは、アートがあるということです。こちらの寝室では、大きさの違う2つのアートを左右に吊るしました。クライアント様お手持ちのかわいらしい猫ちゃんの作品です。真ん中を揃えた位置でセッティングし、空間のバランスを保ちました。
ご覧いただきありがとうございます。いかがでしょうか、ホテルのように素敵な空間ですがホテルのようなある種の殺風景さとよそよそしさはなく、暖かみを感じるほっこりとした居心地の良さが残せたと思います。
色合わせ、生地合わせ、素材合わせ・・・、楽しいコーディネートでした。
海外のようなインテリアとは?
ところで、海外のようなインテリア・・・と言いますが、例えばヨーロッパと日本の住宅インテリアは、いったい何が違うのでしょう。文化や生活スタイルの違いからくる特徴をまとめます。
ヨーロッパ:
・広いスペースで、天井が高い
・部屋ごとの区分けが明確でリビングルームやダイニングルームなど、異なる目的の空間がしっかりと分けられている
・深い色やクラシックな模様、装飾が施された家具やインテリアが好まれる
・大きめで重厚感のある家具が多い
・アンティークも好む
・ソファやダイニングセットは重要なインテリアの一部
・間接照明や暖色系の照明が多い
・シャンデリアや装飾的なランプも多数
日本:
・限られたスペースを有効活用する設計
・部屋は多機能
・シンプルでミニマリストなデザインが特徴
・白や淡い色合いが好まれ、無駄のない、すっきりとした空間
・コンパクトで機能的な家具が多い
・新品を好む
・自然光を大切にしている
・照明はシンプルで、明るさよりも空間の落ち着きが重視
いかがでしょうか。海外みたいなインテリアを作りたいときは、それぞれのカルチャーの違いを意識しつつ、ちょっと真似してみるといいと思います!
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