【暮らしを彩る】クリスマスのインテリアコーディネートを楽しみましょう
街に出るとクリスマスムードが一気に高まります。と同時に、早くもクリスマスオーナメントがセール対象品になり始めていて「あぁまもなくクリスマスが来て、そして終わっちゃうんだなぁ」と感じます。
主婦連の私としては、この時期、レシピ検索の機会が増えるんですがみなさんはいかがですか?クリスマスのメニューどうしようかなぁ・・・?と考え始めるわけですよ。テーブルクロスはどうしようかなぁとか、新しい食器買っちゃおうかなぁとか、それなりにちょっとわくわくします。
クリスマスプレゼント
子供のころの話をします。
我が家にはサンタクロースがやってくるシステムでした。24日の夜はいつもよりも早く布団に入り、そわそわしているせいか時々夜中に目覚めるのですが枕元になにもなくて(あれっサンタさんまだ来てない・・・・)とがっかりしながら深い眠りに落ちると、朝になればちゃんと枕元にプレゼントが置いてある。それが1年の中で一番楽しみな瞬間でした。
ところで、毎年毎年、欲しいものをもらえるとは限りません。おねだりしたものを枕元で見つけたときは飛び上がるほど嬉しかったし、希望していないものが置かれていた年はガッカリもしました。
あるクリスマス。私はリカちゃん人形のリカちゃんハウスが欲しかったんです。すごーくすごーく欲しかった。カバンみたいに大きくて、折り畳み式になっていて、広げるとお部屋になる、リカちゃんハウス。リカちゃん人形は何体か持っていましたが、家や部屋がなかったのでお菓子の空き箱や段ボールで代用して遊んでいたんです。子供ながらに、リカちゃんハウスは高いおもちゃで、普段スーパーでお菓子をおねだりするようなノリでは買ってもらえないことはわかりました。これは誕生日かクリスマスか、特別な日じゃないと手に入らないぞと。
その年は、何日も何日も前から気合を入れて母親にアピールしていたような気がします。リカちゃんハウスが欲しいんだよね、サンタさんに手紙書いたんだよね、ぜっっったい絶対ぜっったーーーいにリカちゃんハウスじゃなきゃだめなんだよね、と。期待値は最高潮です。
木琴もっきん
さて。25日の朝、そこには2つのプレゼントがありました。
一つは木琴。
え?木琴??
吹奏楽部の人はなじみがあると思いますが、普通に生活していたらあんまり関わることのない木琴。せいぜいおもちゃの木琴をポコポコたたいたことがあるぐらいですよね。一瞬たりとも欲しいと言ったことも思ったこともない、そんな私の枕元に木琴がありました。
(今振り返ればね、それ、ヤマハの音楽教室で買ったんだと思うんですよね。当時エレクトーンを習っていたので、私のレッスン中に母親が併設のショップで買ったに違いない)
でもね、私はリカちゃんハウスが欲しかったんですよ。
木琴じゃねぇんだよ。
そして枕元にはもう一つ、小さな箱がおいてありました。リカちゃんハウスを用意しなかったことに対する、母親(サンタ)のささやかな「ごめんね」の気持ちだったのでしょうか。あるいは予算調整(木琴だけじゃあれかなっていうね)だったのかもしれません。
箱を開けると、ばねのついたドラえもんが飛び出しました。びよよよよーーーん、って。
びよよよよーーーーーん。
どんなに特別な日であっても、思い通りにならないことはある。子供ながらに悟りました。
クリスマスは生活の彩り
それでも、毎年クリスマスプレゼントは楽しみでした。
大人になってもクリスマスのわくわく感はあります。プレゼントをもらう側からサンタクロース側になった喜び、食卓、部屋の飾りつけ。ささやかなる、生活の彩(いろどり)です。
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