インテリアへの扉を開いた – マリオ・ベリーニの『キャブチェア』
インテリアへの扉を開いた – マリオ・ベリーニの『キャブチェア』
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こんにちは。インテリアコーディネーターの三宅です!今日もブログにお立ち寄りいただきありがとうございます!
こちらは、マンションリビングの納品途中画像。男性がお住まいのお部屋なんですよ。
今日は、私がインテリアに強く惹かれるようになった原点ともいえる椅子をご紹介します。それが、イタリアのデザイナー、マリオ・ベリーニが手がけた『キャブチェア』。写真に写っている黒の革製の椅子がそれなんです。
現在、2024年の価格で1脚264,000円もする名作椅子。特にシックでモダンな空間にぴったりなデザインで、スタイリッシュな一脚です。
実は、この『キャブチェア』との出会いが、私のインテリアへの情熱を燃え上がらせるきっかけでした。あれは私が中学生のころ、初めてインテリアショップでこの椅子を目にした時のことです。その瞬間の衝撃は今でも忘れられません。アイアンフレームに厚革を着せた、まるで骨と皮だけでできたかのようなカバーリング構造のシンプルさ。革の質感がなんともいえないほど美しく、「こんなカッコいい家具が世の中に存在するのか!」と驚いたのです。
私が中学生のころのキャブチェアはまだ15万円ぐらいだったと思うのですが、中学生の私にしてみたら椅子ひとつが10万以上するなんて想像を超えた知らない世界ですし、強い憧れを抱くようになりました。
椅子をきっかけに私の視野も一気に広がりました。「世の中にはこんなデザイン性の高い家具を買って素晴らしい暮らしをしている人たちがいるんだ!」と。「インテリアという世界は、こんなにもワクワクするものなんだ!」と。まさにその瞬間から、私はインテリアにのめり込み始めたんですよ。
『キャブチェア』は、私にとって単なる椅子ではなく、インテリアの世界に飛び込むきっかけを与えてくれた特別な存在なのです。(好きすぎて、神格化しすぎて、自分ではまだ持ってない(苦笑))
jayblueは、さまざまなテイストのコーディネートを手掛けていますが、私の原点はイタリアンモダンです。イタリアンデザインは総じて高価格帯のものが多く、パリっとしたシャツを着ないといけないようなある種の緊張感があるかもしれません。ですが、ゆえに、憧れも大きく、かっこいいんです。
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