【AI時代のパース術】3D×Photoshop×ChatGPTで提案力を3倍にする

こんにちは。インテリアコーディネーターの三宅利佳です。
敷居は低く、美意識は高く。今日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます!
今日は久々に、私が普段どんなふうにパースを使って「空間の未来図」をお客様に届けているかをご紹介しようと思います。
手描きに始まり、CGを経て、AIの時代へ。ツールは進化しても、根っこにあるのは「世界観を伝えきる熱量」です。
最近の私は、こんな感じでお施主様へプレゼンテーションをしています。パースをつくるために使っているツールは、この4つ。
▶JW-CAD(設計)
▶3DアーキデザイナーPro(モデリング)
▶Photoshop(細部の調整)
▶Chat-GPT 5.1(写実化)

マンションリフォームの洗面台造作プランも、図面だけではなくてこうしたパースをご用意します。楕円形のカプセル型ミラーもかわいいでしょ!使い勝手のイメージは手描きのスケッチでこんなふうに。

キッズエリアはファブリックの演出で楽しい空間にしたいものです。楽しい感じ、伝わりますか?パースがあるとイメージが広がりますよね!ところでこんな上飾りのカーテン、どうやって作るの?それはこれから業者さんと鬼のような打ち合わせが(笑)

民泊・ゲストハウスもパースでご提案しています。民泊は写真が勝負。予約されそうな雰囲気をこのパースで感じてもらえたらOK!黒とゴールドの勇ましい寝室は、施工がとっても楽しみなのです。
こちらも民泊・ゲストハウスです。個性的な内装で、宿泊予約サイトで目立ちたいっ!でも見た目だけじゃなく、居心地のいい空間をしっかり計画しています。
マンションの寝室プランです。こちらはアート選びがキモになるなぁと思っている案件です。これからじっくり検討していく予定!壁はカフェモカ色でご提案しました。ここ数年ずっと『グレー』がやたら流行っていましたが、いまのトレンドはブラウン系のインテリアです。・・・と、トレンド感をばっちり取り入れつつ、大人シンプルな空間提案です。
このパースは、数年前に描いたものです。私はもともと手描き派でした。いまでもこのように手で描くこともありますし、うまくはないけど早描きは得意です。手描きには個性が出るよね!味わいも大好きです。
ちなみに手描きパースの本を発売中です。それぐらい、手描き派だったんです。
「手描き派」それとも「CG派」「AI派」?
パースはどうやって描いてるの?手描き派?色鉛筆?コピック?それともCG派?どこのソフト使ってるの?
・・・かつてはそんな論争もあったかもしれません。
でも、私は気づいていますよ。パースはただの資料でしかないと。ツールは表現方法であって、価値そのものではないのです。
大事なのは「どんな世界観をつくりだせるのか?」
その熱量が伝わるなら、手描きでも、CGでも、AIでもいいと思います!
プロ読者の皆さまへ:これからのパースは「編集力」の時代
最後に少しだけ、プロ向けの話を。
これからのパースは、「描く力」より「編集する力」が価値になるのではと考えています。AIを使っている方もいらっしゃると思いますが、指示する言葉の精度や、仕上がりをコントロールするディレクション力、そしてやはり世界観の統一をつくる編集力。
ツールが変わっても、編集力がある人は、強いんじゃないかな?そんなふうに思います。
オンラインサロンではそんな話をしていますので、ご興味ありましたらお立ち寄りください。
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