なぜ透明なものに惹かれるのだろう

先日のブログで、透明標本のお話をした。
また、先日のセミナーでは
「インテリアに目覚めたきっかけはなんですか、いつごろからインテリアに興味を持ったのですか」
という質問をいただいたので、
倉俣 史朗のミスブランチ、の話をした。

 

考えてみたら、私は透明なものに惹かれることが多い。
カルテルの「ゴースト」という椅子しかり。

これはまだ娘が小さかったころの写真ですが、
透明な本棚が我が家のリビングにありましたし、

 

(これもう売ってないんですよね・・・)

とにかく透明なものが、好きだ。

大好きなファンズワース邸(設計・ミ-スファンデルローエ)も
いってみりゃ、透明みたいなもんだろう。


(ほぼほぼシースルー。私の理想の住まい)

透明感があるもの、ではない。
透明なもの、がいいのだ。

水族館を泳ぐ、くらげ。

なぜ透明なものに惹かれるんだろう。

そこにあるのに、ないような顔をしている。
物質なのに質量をごまかしているような存在。
濁ってなくて、純粋に思える。
儚そう・・・なのかな。刹那的。
誰とも交わらない感じ。

よくわからないけど、そんな雰囲気が
心を惹きつけるのだ。

透明な星があったら、行ってみたい。

 

 

 

 

 

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