1枚の絵からはじまるインテリアコーディネート

 

こんな感じのお部屋にしましょうか、という
1枚のスケッチから
インテリアコーディネートの打ち合わせはすすんでいきます。

最初はラフな考えから、

家具の色はどれにしようとか
照明の位置はどうしようとか
棚のサイズは何センチにしよう

なんていうふうに
具体的なことをひとつづつ決めていきます。

そうやって決定したプランに沿って納品します。

最初のイメージスケッチと「変更」する部分ももちろんあります。
でも、おおざっぱなところでいえば
だいたいのお客様は
最初のイメージをそのまま引き継いだ内容でご決定となります。

 

変な棚をスケッチに描いたとしたなら、
そう、実際にもその棚は出来ていくのですし、

格子の扉の絵を描いたのなら
実際に格子の扉が製作されるのです。

この納まりはちょっと変態!とかいいながら(笑)

 

このように1枚の絵からスタートして
家具もカーテンも照明もインテリア小物も・・・と、お部屋が出来上がっていくのを見るのは
とっても楽しいですし、
お客様が喜んでくれるのがとても嬉しいのですが

納品したときにお客様はやっとお部屋のイメージが出来ますが、
わたしたちインテリアコーディネーターの頭の中では
スケッチを描き終わったところですでに部屋は完成しているのでした。

あ。

それでね。

私はいつも思うのです。

あなたがもしインテリアコーディネーターだとしたらですよ

パースを描かないでどうする!

パースが苦手です。
パースがうまく描けないんです。
って、そう言う人は少なくないかもしれません。
わたしだって苦手ですよ?

でも、描かないでどうする。

 

上手に描こうとしなくても大丈夫ですよ!

例えば打合せの最中、お客様がトイレの壁紙で悩むとします。
正面だけアクセントで赤い壁紙にしてみようかしら・・・
変でしょうか・・・
とか

側面の壁にタイルを貼ったほうがいいでしょうか・・・
あー・・・イメージできなくてわかんないです

・・・なんていうことがあるとしますよ、
そんな打合せをしながら手を動かして
こんなふうにスケッチを描けばいいんです。

それだけで、打合せが弾むでしょう?
こんなスケッチ、その場で20秒で描けますから。

描こうぜ、同業者諸君。