妄想タイム
写真を撮るとき、窓とか鏡とかがあると
自分が入り込んでしまうことがよくあります。
洗面所なんかはとくにそうで、
しゃがんでみたり、ななめからねらってみたりとか
自分が映らない位置を探しながらの撮影をします。
で。
これはわざと写ってみたの巻(笑)
さて。忙しいとはいいつつも、
そんな合間にもしょーもない妄想なんかをしたりしています。
ここに透明な水が入っているコップがあります。
あっちには白いミルク。
もう一つ新しいコップを持ってきて、透明な水と白いミルクを
ほんのちょっとずつ混ぜるとします。
このコップには薄いミルクが入っていることになります。
じゃ、もうひとつまたコップを用意して、
さっきの薄いミルクと、また透明な水を混ぜ合わせたり。
それとまたミルクを混ぜたり。もとのコップにもどしてみたり。
・・・・そんなことをどんどん繰り返していたら、
数えきれないほどのコップが置かれて
すべてのコップの中は、均一化した
不透明なものになるのかなぁ、なんてことをね、考えるわけです。ぼんやりと。
白人と黒人と黄色人種と・・・地球上にいろんな人間がいるわけだけれど
1000年後ぐらいにはすべてがまじりあって
均一化した世界になるのかなぁなんてことを考えるとね
いや、そうはなってないんじゃないかな、
って思うわけです。
それは、どういうことなのかなぁと考える。
混ぜても混ぜても、混ざらない部分というのが残るのが物理的に自然なことなのか。
それとも、「俺は混ざらないぜ」っていう見えない意思のようなものが
この世には存在していて
均一化をこばむ力が働いているのか。
均一化した不透明な世界は、理想郷なのか、それとも、よどんだ退屈な世界なのだろうか。
って、イメージの話。
別に答えはなくてよいのです。