テーブルウェアフェスティバル2013 その5(最終回)

「テーブルウェアフェスティバル2013」感想ブログ最終回です。

たくさん素敵な器が展示・販売されていました。
私が感じた私なりの感想を5回にわたってブログでご紹介をしましたが
10人いれば、10通りの見方があるだろうと思います。

冒頭の画像は、リチャードジノリのコーナー。
私はインテリアコーディネーターという職業の人なので
テラコッタタイルの床、壁の白さと、窓枠の雰囲気など
背景としてのインテリアに目をとられます。
実は、食器そのものよりも、そちらのほうに目が行くのです。

このテラコッタ床に、この白木のテーブル、
お皿のグリーンと黄色い洋ナシ、淡いクリームイエローの植木鉢・・・をトータルで考えれば
なるほど、ここに置くべき観葉植物は
ガジュマロなど濃い緑の葉っぱじゃなくて、
確かにこのオリーブの木の緑がマッチするわけだよねとか思うわけです。

食材に興味を持っている人なら
置いてあるオリーブオイルの銘柄が気になるかもしれません。
どんな料理をのせようかとレシピを妄想するかもしれません。

お花に興味を持っている人なら
テーブルに飾られたフラワーアレンジメントに目が行くことでしょう。

音楽が好きな人なら
この空間にはどんなリズムがいいだろうとBGMを考えるでしょうか。

いろんな楽しみ方があります。


こちらのテーブルは、渋くてかっこよいなぁと思うわけですが
なんでかというと、壁紙がゴールドなんですね。
ここがもし白い壁紙だったらと想像してください・・・もう全然魅力半減なんじゃないかと思います。
インテリアとか内装ってほんとに重要よねぇ・・・と
私はインテリアコーディネーターだから思うわけですが

フラワーアレンジが素敵!と思う人、
お皿がいい!と思う人・・・いろいろいると思います。
ま、いろんな観点から自由に楽しむのが、良いのです★

ではでは、最後に私が気にいった画像をズラズラっと並べておしまいにします~。


和食器は好きです。塗り物も好き。
黒・朱色・金の和の色使いは、やっぱりかっこいいと思う!


「和の赤」の使い方は、"祝”の要素を感じさせる。


「洋の赤」の使い方は、"パワー"の要素を感じさせる。


イタリアらしい・・・・遊び心満載。
食器が「建物」になっていてテーブル全体がジオラマのよう。
脇に置いたスタンド照明が、ほんっとに憎らしいくらい、キュートな空間。
(ここにFIATのミニカー置きたい(笑))


同じブランドの食器なんだけれど、
色違いで提案してくれると、わかりやすいよねという好例。
青とオレンジ・・・・どっちがいい??♪


正統派のブランド、ベーシックな食器に、シンプルなセッティング。
カスミソウ・・・ってちょっと昭和っぽい??
でも、テーブルクロスにアシンメトリー(左右非対称)に色を入れただけで
ちょっと斬新で今っぽいモダンな雰囲気を演出できています。

ではではこれで「テーブルウェアフェスティバル2013」の感想ブログはおしまいです。
期間中、東京ドームに行かれた皆様も感想をぜひコメントくださいね♪