壁掛けテレビを取り付けるための、水面下で行われた作業

壁掛けテレビも、本当に薄くなりましたよね。

S様の寝室コーディネートです。
お客様がこれからご購入されるテレビ、
「壁に取り付けてもらえませんか」とおっしゃいましたので
取り付け作業をお受けしました。

コンセント電源が近くになかったので、
移設をする工事を伴いましたが
せっかくだから配線を隠すようにすっきり取り付けてあげようと考えます。

テレビの裏側には壁掛け用の取り付け金具というものがありますし
その隙間に隠せるようにしときゃいいわけなので、
・・・と思って、簡単にお受けしてしまったのですが

いまはもう、
ほんとうに、
テレビってペッタリくっつくのね(笑)

このテレビには取り付け金具がなくて
隙間が出来ないタイプのものだったんです。

現場の職人さんから連絡がきます。

「三宅さん、お客様が買ってきたテレビをね、今、梱包あけてみたんですけど。
裏にスペースなんてないですよ。
このタイプのテレビは、配線隠せるスペースが確保できないやつでした。
無理です。
もう本当に壁にぴっっったりにくっつくテレビ。
これ、配線コードは隠せませんって。」

そっかぁ。残念。
・・・と、ひきさがるはずもない私です。

「そうですか、残念。
でも配線ダラっとみえちゃうのは嫌だわー。
ところで確か2×4(ツーバイフォー)だよね、ここ。
壁厚ってどんくらいありました?
テレビのごついACアダプター電源って幅どれくらいでしたっけ?」

察しのいい業者さんにはこれでもう伝わりました(笑)

「あー・・・はいはい。
壁を壊して、
ニッチを・・・・作れと?
そういうことですね。
何が何でもスッキリ取り付けてってことですね。
まぁ、そういう言うかなと思ってましたけど(笑)」

要するにです。
テレビと壁との間に隙間がないのだから
壁のほうをくりぬいて隙間を作ってあげましょう、ということです。
ツーバイフォーなら、配線を通したりコードを収納しておくだけの
壁の厚みがあるでしょう?ということです。

それで職人さんが大胆に壁に穴をあけて

↑ここに新しくコンセントを作って
なんかごちゃごちゃしたコード類を
とにかくこんなかんじで納めたいわけでしょう?っていう
シュミレーションと確認をして


ニッチ(へこんんだ壁)を作って
きれいに壁紙で整えてあげて


そしてテレビを取り付けてあげました、っていう
寝室のコーディネートが完了しています。

リフォームっていつもこんなかんじ。
終わっちゃうとなーんにも気付かないように仕上がっているけれど
職人さんたちはいろんなことをやってくれてます。

人間はイメージしたものしか実現できない、と言います。

イメージできたことは、必ず実現できるってことです。
インテリアコーディネーターは、
イメージするのが仕事です。

 形にしてくれる人たちがいて良かった~、と、
本当にいつも思います♪