見かけ上の工期が短くなるメリットと、ジャンピングネコ
こちらは都内某所の現場です。
だたっ広いビルのワンフロアを区切り個室を作る、サロン様のコーディネート案件です。
何もなかった空間に、壁が出来ていきます。
(後日、壁紙を貼って仕上げます)
さて。
いろんな業者さんにいつもお世話になっています。
現場ごとに内容も状況も違いますし
業者さんによってやり方も違うので
本当にいろいろだなぁと見てて面白いのですが、
この写真の現場は、
現調日をしっかりと設けて、
施工業者さんと一緒に事前の現場打合せを済ませておいています。
寸法を現場で拾い出し、ミリ単位までの確認をするんですね。
その打ち合わせを元に、施工業者さんは
自分のところの加工場で枠材もボード類もすべて切り刻み
使う寸法に加工しておくことが出来ます。
つまり、現場がスタートする前にあらかじめ材料の用意が済んでいるので
あとはその場で組み立てるだけ、です。
そうするとどうなるかと言いますと、
加工場での作業はがっつり3日間かかりますが
現場の施工は1日半ぐらいで終わらせることが出来ます。
お客様の現場にお伺いするのが1日半で済むと言うことは
それだけお客様への負担が少ないし、現場が汚れる確率も減ります。
(駐車場代や高速道路代などの諸経費も減ります)
マンションなどへの工事届も「工期1日半」で済みます。
事前に打ち合わせが済んでいるので、私が現場に顔を出さなくても(張り付いていなくても)
大丈夫だったりするというのもメリットです。
一方、工事のスタート日にすべての材料を現場に搬入し、工具も一式運び込んで
現場で都度加工しながら施工をしていくというやりかたをする業者さんもいます。
つまり「工期5日間」、現場に通い詰めて作業をするんですね。
メリットは
■予定変更に対して臨機応変に出来る(ここ10㎝じゃなくてやっぱり12㎝に!みたいなのが出来る)
■急遽決まった工事で準備が間に合わなくても現場でなんとか対応できる
デメリットは
■(見かけ上の)工期が長くなる
■現場が汚れる
■想定外が多くなり慌てる
■私も現場に張り付かないといけない
などでしょうか・・・。
基本的には前者のやり方が絶対クレバーと思いますが
状況によっては後者のほうが適している(というか、そうならざるを得ない)時もありますので
まぁ、ケースバイケースです。
というわけで、本日のぽんず。
(別に恒例にする気はないのだがつい(笑)
我が家のダイニングテーブルの上にぶら下げているペンダント照明は、
トートボーンチェの「ミッドサマー」というやつなんですが
紙で出来ていて、見るからにシャラシャラしてるんですね。
狙われないわけがない(笑)
おとなしいなぁと思っていたら
ぶっ壊されておりました。
(戯れてご満悦のぽんず)
すっかり半分の貧相な姿になった照明器具ですが
夜になってもまだ狙われていましたので
全裸になるのも時間の問題のようです。
ではまた!