来年から始めようとしていることについての、序章ブログ

今日もブログにきてくださってありがとうございます。
アナザースカイに出ていた、ダンサーの菅原小春って人、すごい!すごい!と大はしゃぎしている、りかです、どーも。

今日も本の宣伝からスタートさせてもらいます。

以前...2年前でしょうか、
リノベーションの本を出版させていただいているんです、実は私。

REAL-LIFE RENOVATION インテリアコーディネーターとつくる世界にひとつの“リア住
三宅利佳
ハウジングエージェンシー
売り上げランキング: 469,721
 

これは、 かもす出版さんが編集と出版をしてくれて、
わたしはこの本を作り終わったあとは
販売のことはお任せで、
何冊結局売れたのかとか
在庫がどれくらい残っているのだとか
まっっっっっったく把握していないんです。

 

いまだに。

 

本屋さんに営業をしたわけでもないし
何かアクションを起こしたこともありません。
しいて言えば、発行したときに
「サイン本、限定100冊」をこのブログでキャンペーンしたのと、

その節はソッコー完売いたしまして
誠にありがとうございます♪

ハウジングエージェンシーさんが
出版記念セミナーを企画してくださったぐらいです。

 

でね。誰かが言ってたのですが

それって違うんじゃね?

・・・と。

本を作るだけ作って
あとはよろしくって、手放してしまうのは

育児放棄とおんなじなんじゃないの?

・・・と。

 

自分で、自分たちで、作った本ってかわいいんですよ。
みんなに届けたいと思っている。

だったらさ、
作って満足、作って終わり、あー楽しかった、
あー、売れないなぁ

 

とか言ってないで

ちゃんと多くの人に届くようにするために
広告をうたなきゃいけないということに
今回は気づいています。

もう育児放棄はしません。

産んだら終わりじゃなくて
産んだらそのあと育てることのほうが重要なのだ。

本を出版するというのは
むしろ、

ここからが本編。

というわけで、
カーテンの本、多くの人に届けたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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先日もね、
共著の吉川さんと

裏表紙をどうしようか、というやりとりをしていまして
白がいい?黒がいい?いや、グリーンにしようか!などと
いくつも案をだして...
おそらく、冒頭の画像のような感じになると思うのですが、

そんなやりとりが楽しくてしょうがないわけです。

編集社も出版社もいっさい絡んでいないので
なにからなにまで自分たちでやらなきゃいけないので
大変といえば大変ですが
(しかも出版のことなんか2人とも素人です)
(これを、日常業務の合間にやってきたわけです)

これがみんなのところに届くのかぁと思うと、わくわくしています。

 

というわけで宣伝終了。

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さて先日、人に

「三宅さんのお客様は、以前と今とで、変化はありますか」と聞かれたので
その話をしようと思います。

フリーランスのインテリアコーディネーターになったのが2002年です。
ですから16年、たっているわけなんですが

駆け出しのころのお客様と
今やっているお客様とで
違いはあるか?ということなんだけれど

基本的に

まったく同じ

なのだ。

これを、「進化してない」ととるか「変わらない姿勢」ととるかは自由ですが
とにかくね、同じ。

クライアントさんは今も昔も「一般のエンドユーザーさん」であって
リビングを整えたい、
寝室を整えたい、というご要望も変わらない。

「昔はエンドユーザーさんの案件をやっていたけど
いまはそういう個別な案件はすっかりご無沙汰で
商業施設デザインに移行したよ」とか
「モデルルームばかりやるようになりましたよ」とか
「すっかりセミナー講師にシフトチェンジしました」とか
そういうの、ないんですよ(笑)

 

相変わらずおんなじことをやっています。

どうして相変わらずおんなじことをやり続けているのかというと

それが楽しいからです。

もう単純明快。

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でもね、少しだけ自分の「心構え」は変化しています。

最初のころは「来るもの拒まず」という姿勢でお仕事をお受けしていました。
どんな依頼がきても断らないようにしようと。

いまはちょっと違います。
例えばコラムの執筆や取材の申し込みなんかが時々あるのですが
「宣伝になりますからぜひ」と言われても
いや、その媒体、聞いたこともないし、知らんし。
っていう、宣伝にもならなさそうで、取材の時間だけはとられて
なんのメリットもこちらにないようなものはお断りするようになったし、
誰でもいいようなお仕事
(三宅利佳じゃなくて、ICだったら誰でもいいのでとりあえずよろしく!みたいなもの)には
関わらないように逃げているし、
どうやら暴力団がらみの物件っぽいなぁという問い合わせも
やんわりお断りするようになったし、

自分の時間と命は無限ではなく有限なので
無駄遣いをしないようにしようと思うようになりました。

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変な問い合わせとかけっこうあるんですよ。

●●と申します、
これこれこういうメディアをつくっている会社なんです、
コンテンツの充実を図りたいので
インテリアのコラムを書いてくれる人を探しています、
コラムを書くということは貴殿の宣伝にもなり専門家としてのハクがつきます、
興味あると思うので、何月何日、いちど詳しいご説明をしたいので
弊社へお越しください。
時間はあなた様の都合に合わせます。

みたいなやつ。
メールがくるんですよ。
なにこれ?っていっっっつも思うんです。

コラムの依頼なら依頼で

こういう媒体です、
毎月発行です、
文字数●●●程度の記事をお願いしたいです、
来年の3月からスタートできませんか、
執筆料は●●円で考えています、
お引き受けいただけますか、興味ありませんか?

って、5W1Hじゃないけれど
何を、いつから、いくらで、どんなことを、って
ちゃんと書いてくれていればYesかNoのお返事もすぐにできるのに

内容もわからん、
金額の提示すらない(え?まさかタダ?)
しかもいきなり「話を聞きに一度うちに来い」と呼びつける。
しかも日にち指定(笑)

言葉遣いこそ丁寧なメールなんですが
内容は横暴だぞ。
こちらから履歴書でも送ったっけ?
コラムかかせていただけませんかと私からお願いしたんだっけ?
みたいな。

こういう問い合わせは思いっきり無視します。

…昔の私なら、のこのこと問い合わせにこたえて
その場に行っていたんですよ。
(ほんとにw)

そんで、なんの収穫もなくあほみたいに時間と交通費を浪費するとか
ざらにあった。

 

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仕事を選ぶ
って書いちゃうとなんだかすごい偉そうな感じで嫌なんだけど
自分がときめかないことには関わらないようになりました。

だから相変わらず
私は仕事が楽しいです。

そして、この楽しいお仕事の1から10までを
「仲間や後続のICさんに還元できるよう」
プロジェクトはじめようと思ってます。