モダンドレッシー
先日ブログでつぶやいていた手縫いのカーテンが出来上がりまして
無事に納品となりました。
縫製指示書はこんなんでした。
モダンでドレッシーな、女性のドレスをイメージしたカーテンです。
個人邸、と呼ぶには躊躇しちゃいそうないささか豪邸ではありますが
とにかく、玄関でして。
ドアの脇の透明ガラスがどーも落ち着かないので何か目隠しが欲しい、とのことだったのです。
設計さんは
「壁に下地も入ってませんしカーテンをつけるのは無理ですよ」
「ガラスにフィルムを貼ればいいのでは」というご提案だったのですが
カーテンぶらさげましょうというこちらのプランを選んでいただきまして
ドレッシーな玄関となりました。
こだわったのは、スワッグの形をしたタッセルの部分。
いかに「カチッ」としたスタイルではなく
くずれたラフなニュアンスを出せるか。
現場でセッティングの融通がきくように縫製してもらいました。
安全ピンで固定をしているのですが
透明なバーがついてまして
形がキープできるような工夫がされています。
開閉させない飾りカーテンなので
カーテンレール小っちゃくつけてます。
手縫いのレースカーテンは、吊元がギャザー。
厚手のドレープカーテンは、吊元フラットで、クシュっと縮めてます。
裾はあえてひきずって長め。(裾をブレイクさせる、といいます)
裏からも見えてしまう、という課題もクリア。
玄関の外側からガラス越しに見ても縫い目が汚くありません。
たまにはこんなドレッシーも提案します。
私の中の、モダンエレガントなイメージはこんなかんじ。